南加賀の紅葉の見所紹介11/23現在,小松市「那谷寺」「荒俣峡」加賀市山中温泉「鶴仙渓」は今が見頃
先週は一週間のほとんどが雨の天気だった石川県。
昨日の土曜日は、久しぶりにお日様のお顔を拝見できたので、ぶらり南加賀の紅葉の見所を巡ってきた。
まずは、小松市の「那谷寺」。前にも紹介したことがあるが、今回は紅葉真っ盛りで見ごたえがあった。
実は、先週の日曜日にも行ったのだが、もの凄い車の量で、「那谷寺」の周辺道路もびっしりと駐車の車が並んでいて、諦めたほどだ。
そのため、昨日は開門の8:30を目指して出かけた。
朝方まで雨が降っていて、まだ曇りの空模様。園内の道路も、まだ雨で濡れていた。
「那谷寺」の紅葉もちょうど見頃で、特に奇岩遊仙境のあたりは、まさに絶景。本堂あたりは紅葉する樹木が少ないが、階段で上に登るとご覧のように一面の紅葉を見ることが出来る。
本堂は慶長2年(1597年)に、気多大社拝殿を建てた山上善右衛門によって建立されている。
イロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデなどが色づいていた。
なお、過去の「那谷寺」の記事はこちらを見てほしい。
その足で向かったのは、同じく小松の「荒俣峡」。その途中で立ち寄ったのは「苔」で有名な小松市日用町。
「荒俣峡」向かう途中で立ち寄ったのは「苔」で有名な小松市日用町。
「苔の園」正式名称は「蘇類研究所・瑞芳園」。平成2年にオープンした日本唯一の苔のメッカで、カモジゴケやヒノキゴケなど約35種類の苔が群生している。
園の前にある日用神社境内も使っていて、24種類の苔が植わっており、緑の濃淡で描き出す天然の絨毯が、幽玄の世界を醸し出している。
ここは、初夏には蛍の舞う庭園としても有名である。
さて、「荒俣峡」であるが、ここは私もよく利用する「長寿庵」があるところ。
紅葉がきれいなところで知られている。大杉谷川の中流で最も谷間の狭まったところにあり、「加能八景」の一つにも数えられる景勝地なのだ。
山間まで黄色く染まる景色はいつ見てもきれいだ。
そしてマイナスイオンがたっぷり出ている場所で、紅葉を眺めるのもオツなものである。
最後に訪れたのは、山中温泉の「鶴仙渓」。山中温泉も、先ほどの「那谷寺」と同じく、かの松尾芭蕉が訪れた場所で有名である。
こちらも多くの観光客で賑わっていた。過去にも書いたことがあるので、こちらも参考に願いたい。
まずは「あやとりはし」に向かう。写真では、なかなか紅葉の素晴らしさは伝えられない。
こちらは「こおろぎ橋」。山中温泉でも代表的な景勝地で、泊まりに来た浴客が必ず訪れる場所でもある。
モミジが色鮮やかである。
紹介した三ヶ所は、11月一杯が見頃だろう?皆さんも時間があれば是非行ってみてください。
那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122
TEL 0761-65-2111
料金 一般拝観
大人(中学生以上)600円
小学生300円
特別拝観
重文書院/庭園
一般拝観料+200円
8:30~16:45(3月1日~11月30日)
8:45~16:30(12月1日~2/末)
無休
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