札幌狸小路「魚菜(ぎょさい)」は酒呑みにはたまらないお店です
それが、今日紹介する札幌狸小路「魚菜(ぎょさい)」なのである。
ここは、BSのスカパーやCATV「旅チャンネル」でやっている人気シリーズ「いい酒、いい人、いい肴。」というのがあって、その中で過去に「太田和彦の日本百名居酒屋」の中の一軒として紹介されていたからだ。
私のブログで紹介したことがある福岡の「さきと」も、その一軒である。
場所は、すすきの狸小路にある雑居ビル三条三松ビルの4階。中は、普通の小料理屋さんのような感じ。
中は8人ほどのカウンターと小上がりのテーブルが3つの小さなお店。この日はほとんど一人出来ている客ばかりであった。
結論から書けば、この日一緒に行った方が日本酒好きで、「魚菜」はまさにドンピシャのお店だった。
お品書を見渡すと、酒呑みにはたまらない品々が並んでいる。どれもが興味を引くものばかりだったのだが、このようなお店に行くと私はなるべく「おまかせ(2,200円)」を頼むことにしている。
ご主人のこだわりのお店なので、たぶん、自信の品々が出されると思うからだ。
ということで、まず最初に出されたのは「豆腐の塩ウニ乗せ」で、豆腐は京都の仁助もめん豆腐。塩ウニのなんともいえない塩梅と相まって最高の酒の肴となっている。
お次に出されたのは、ポテトサラダ。黒胡椒がきいていた。これも居酒屋の域を超えている。
刺身は、真イカ、いまや希少価値の松川かれい、サンマ、〆鯖、こちらも希少?ミンク鯨。旬のサンマと松川かれいが美味しかった。真イカもねっとりとした食感で甘みが最高。
こちらは「店主おまかせ 酒菜の盛り合わせ」で1,050円で提供されている逸品。マジで酒がすすむ肴ばかりである。
たこのやわらか煮、枝豆、ホタテの梅煮、うずらのゆで卵の燻製、つぶ貝煮、たら子の大吟醸粕漬、小梅。感心したのは、これらのどれもが一仕事してあり素材の深みを引き出していることだ。
たこやつぶ貝もとても柔らかく煮てあり、ホタテのほんのり上品な梅の味やたらこを大吟醸で漬け込むという販促技ありと、酒を飲ますために出される肴の数々。感服いたしました。
最後は「本乾ししゃも」。天日干しすることで旨みが凝縮されている感じ。いや~!参った!!
酒のほうは、最初は生ビールで、その後、こちらの「日本酒利き酒セット(1,050円)」でおまかせで3種類の地酒を出してくれる。北海道新十津川町の「金滴」山廃仕込み純米生酒ほかであった。
あとはこれまた「本格焼酎飲み比べセット(1,050円)」で、宮崎の中々他であった。
以上で、2名でちょうど1万円ほど。納得のお店である。なかなか札幌には行くことが出来ないが、また行きたい一軒だ。
魚菜(ぎょさい)
TEL 050-5868-2197(予約専用番号)
011-210-8588
札幌市中央区南三条西5
三条美松ビル4F
17:00~23:30(L.O.23:00)
土17:00~23:00
日曜休
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