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2013/09/12

小松龍助町に今年オープンした「町屋ダイニング がじゅまる」は地元の日本酒と焼酎にこだわり

小松にも市街地には昔ながらの町屋の面影を残す建築物が多く存在する。

だが、近年は町中に残る町屋も空き家になっているところも多くなり、市ではその町屋を何とか再生して活かしていきたいと考えている。

小松市では、2009年に「伝統的まちなみ景観向上事業補助」を制定し、市中心部の店舗、宿泊施設などへの改修を対象とした補助事業を行っている。ちなみに対象となる町屋は昭和22年までに建てられたものが対象となっているようだ。

「町屋ダイニング がじゅまる」も、開店当時その補助事業の4件目の採択となったようだ。私も新聞でこの店のことを開店当時から知ってはいたが、行くのが延び延びになってしまった。

この日は土曜日で、事前に調べても電話や開店時間も不明だったために、とりあえず満席だとまずいと思い、早めの17:40にお店に到着。しかし暖簾もかかっておらず、店の中も暗く、これはお休み?と心配したが、しばらくしてご主人の麻田さんがお店に到着。もう少しで別なお店に行くところであったがラッキーであった。

お聞きすると、開店以来、広告はもちろん、フリーペーパーへの掲載やホームページを作るなどのPR活動はほとんどおこなっていないとのこと。「最初は小さく、徐々に育てていきたい」と話されていた。

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お店は、正面には下屋や虫籠格子を設け土壁は白漆喰を使い、町並みの景観を保っている。内部もいい空間に仕上がっており、カウンター席、テーブル席、小上がりのちゃぶ台の席など趣ある造りとなっている。なかなかの風情で落ち着いて美味しい酒と料理を楽しめるお店となっている。

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元々も飲食店だったようだが、ご主人の麻田さんは、「大きな梁を残したかったが、あとはだいぶ手を入れました。」と話されていた。

一応、補助は500万円出たそうだが、その倍以上は自費として改修費用がかかっていると話されていたが、お店に対する思い入れは相当なものがありそうだ。

彼は、前は私もよく行くイタリアンカフェ「クッチーナ」で働いていたようで、私のブログのことも良く知っているということで、話も弾んだ。

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このお店のウリは、石川県の純米酒、焼酎を揃え、食材も地産地消で石川産の野菜と魚介を使い、イタリア料理のお店で修業した腕で、少しイタリアンテイストも盛り込みながら、酒が主役でありながら粋な料理を楽しめることが出来ることである。

さて、では飲んだり食べたりしたものを紹介して行きたい。

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まずは、生ビールと突き出し。

肴は最初は「酒肴の盛り合わせ(1,260円)」を頼む。盛り合わせは18種類ある酒肴の中からご主人がチョイスして盛り合わせてくれる。一品あたりの量は少なくなるが、色々な味を楽しみたい人には向いている。

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この日は、右上から時計回りで、鴨の燻製、ホタルイカの沖漬け、チーズの盛り合わせ、からすみ大根、タコのマリネの5種類。和洋取り混ぜての盛り合わせだが、日本酒に合う味になっていた。

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こちらは、「サワラのカルパッチョ(480円)」。このあたりはクッチーナの味を引き継いでいるかな?純米酒に合う。

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その後頼んだ日本酒は、妻は、昨年の山中教授がノーベル賞を受賞したときに受賞後のパーティで、要望により取り寄せられた小松市の加越酒造「加賀ノ月 満月 純米吟醸」。まろやかでフルーティで自然な感じのする日本酒である。

私のほうは、好みの石川門の地酒を3種類チョイス出来、さらに好みの酒肴の中から一つを頼むことが出来る「呑み比べセット(1,050円)」を頼むことにした。

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吉田酒造「手取川 純米吟醸 石川門生原酒」は、フルーティでシードルのような味が最初した。コクもあり若干甘みを舌に感じる酒。

数馬酒造「竹葉 純米吟醸 石川門」は純米吟醸らしい酒で、のど越しもすっきりとした酒であった。

福光屋「福正宗 純米吟醸原酒 金澤 石川門」は柔らかくふくよかな旨みを感じさせてくれる。

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セットで頼んだ酒肴は「沖縄産もずくの天ぷら(390円)」でお願いした。通称「太もずく」と呼ばれ、太くて、天ぷらにしても食感がしっかり残っていて美味しかった。あら塩か天つゆで食べる。

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最後の締めは、私はこちらの「能登野菜 中島菜手延べうどんのぶっかけ(680円)」を頼んだ。手延べうどんというからには、この辺りでは氷見うどんが有名だが、そうなのかな?乾麺を茹でているようだが、見た目もグリーンで、中島菜の味もほんのりとしてスルッと胃の中に消えた。

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妻のほうは「加賀野菜 金時草そばのぶっかけ(680円)」を頼んだ。蕎麦なので金時草の紫と緑の色合いは消えてしまうが、独特のヌメリが蕎麦にのど越しの良さを加えている。

以上で2人で締めて6,800円ほど。リーズナブルで満足満足。

さて、このあたりも昔は清水町界隈に賑わいがあったころは、商売的にも魅力があった場所だろうが、いまはそれほどでもないと思う。個人的にはとても応援したお店の一つで、ファンが増えてくることを願っている。

町屋ダイニング がじゅまる
石川県小松市龍助町63番地1
TEL 0761-27-2161
18:00~25:00(L.O.24:00)
日曜、第4月曜休

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コメント

いつも楽しく拝見させていただいてます

「町屋ダイニング がじゅまる」行ってきました
お店の雰囲気が良かったですし、ご主人の人柄の良さも感じました
以前は芦城校下に住んでいたので、この界隈も懐かしかったです
ありがとうございます

投稿: tessan | 2013/10/04 15:00

tessanさん
コメントありがとうございます。
芦城校下に住んでいらっしゃったんですね!
このお店もいいお店だと思います。
もう一度行ってみたい一軒です。
では、今後ともよろしくお願いします。

投稿: あさぴー | 2013/10/04 17:30

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