そば屋で一杯!金沢柿木畠のそばの名店「更科藤井」で色々肴と変わり蕎麦を愉しむ
金沢柿木畠のそば屋さん「更科藤井」も、私のブログでよく出てくるお店である。
ここ1年半ほどご無沙汰していたが、久しぶりに美味しいそばを堪能してきた。しばらくぶりだったが、メニューがさらにバージョンアップしていた。
今回は、前回紹介した「香林坊ジビルバ」のあと駆けつけたため、若干酔いがまわっていたのと、お腹も半分ぐらいの満腹感であったため、まず、藤井さんにお願いして軽めのおつまみにしていただいた。
まずは、蕎麦焼酎のそば湯割りをそばの素揚げをつまみに飲む。
ミョウガに乗せられて出されたのは「鯵のなめろう」。みその加減が絶妙。白ネギの食感と辛味もいい。
こちらは能登で獲れた「カツオのたたき」。日本海側で獲れるカツオとは珍しい。
玉子焼きもほんの一口。
酔っ払って記憶が定かではないが、「イサキの燻り」だと思う。あら節のようにしたもので旨みが凝縮されている。
刺身は「アカイカ」。ねっとりとした食感で舌にまとわりつく。
「生湯葉のウニのせ」も、酒がすすむ肴だ。
そして、最後の〆の蕎麦は、二人で2種類頼んでシェアすることにした。
一つはオーソドックスに定番の「粗挽きそば」。お店は「更科」の冠がついているが、粗挽きも美味しいお店なので、妻は特に毎回これを頼む。
口の中に入れると、そばの実の風味や食感まで感じることの出来る逸品である。
私のほうはといえば、いつもブログネタのこともあり、新作や変わったものを頼む傾向があり、今回も頼んだのは変わりそばで「トマト切り」。
それはそばにフルーツトマトをを練りこみ、冷たいだしに、さらにトマトのシャーベットを乗せている。シャーベットを溶かしながら食べると味が変化するのが面白い。
具材は、オクラ、ゴーヤ、クリームチーズ。粘り気、苦味、酸味をうまく取り入れていて、さらに少量添えられているわさびを好みで溶かして食べると、イタリアンのテイストでありながら、しっかり「和」の存在を感じさせてくれるそばとなっていた。
トマトの風味の爽やかで夏にぴったりのそばに仕上がっている。さすが藤井さんである。
ちなみに、変わりそばは季節季節で変わるので、時期によって色々楽しめるのもうれしい。
食べ終わった後は、定番のそば湯割り。飲み過ぎでも、何となく体に良さそうで、胃も肝臓もホッとする感じ。
藤井さん、ご馳走様でした。
更科藤井
TEL 076-265-6870
石川県金沢市柿木畠3-3
火~土11:30~14:00(L.O.)
17~22:30(L.O.)
日祝11:30~20:00(L.O.)
※売り切れ次第終了
月曜休(祝日の場合は営業、翌日休業)
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