東京飯田橋「悠讃(ゆうざん)」は珍しい「うどん居酒屋」で夜も楽しめる
うどんといえばイメージ的には朝か昼の感じの食べ物かもしれない。
実際、讃岐うどんの本場香川では、早朝からうどんを食べさせてくれるところも多く、そういったお店では、夕方にはお店が閉まってしまう。
一方、蕎麦は「年越し蕎麦」や「蕎麦屋で一杯」の言葉があるように、午後から夜にかけての食べ物のイメージではないかと、勝手に解釈している。
今日紹介する東京飯田橋「悠讃(ゆうざん)」は、珍しく「うどん居酒屋」で夜も楽しめるお店なのである。
ここは、香川県坂出市の木下製粉より挽きたての小麦粉を直接仕入れて、自家製麺で打ちたて、茹でたてのうどんを食べさせてくれるのだ。
ただ、変わっているのは、お昼はランチメニューでうどん単品も食べることが出来るが、夜は基本は居酒屋で、うどんの単品のお客はお断りなようだ。
人気のお店で、この日も予約客で一杯で、何組か飛び込みの客を断っていた。
それでは、食べたものを紹介していきたい。
まずが、生ビールに突き出し。
「しらすとトマトのサラダ(880円)」は、たっぷり盛られたトマトの上に、これまたたっぷりとしらすが乗せられている。
かつおのたたき(900円)は、新玉ねぎ、みょうが、ネギ、スライスニンニクがたっぷりと盛られている。
中を覗くと美味しそうなかつおのたたきが顔を出す。かつおの身の弾力が鮮度の良さを物語っている。
「さつま揚げの三点盛り」は、鹿児島産のさつま揚げで注文を受けてから揚げている。写真左のゴマのさつまあげが特に美味しかった。
「炙りベーコン(820円)」もいい味だしていた。厚切りでビールのつまみに最高!
「うどん屋のだし巻き玉子」は、奥久慈卵を使用して注文を受けてから焼き上げる上品な味のだし巻き玉子で、これは九条ネギが入っている。だしの分量が多めで非常に「旨み」が感じられるだし巻きであった。
これらをアテに頼んだお酒は、宮城県の地酒「浦霞しぼりたて」。しぼりたてもこの時期が最後かな?
最後の締めは、やはりうどん!こちらは「ゆずおろしぶっかけうどん(650円)」。 艶があり、麺が光っている。美味しそうではないか!?
薬味をたっぷり入れ返しのきいたつけ汁につけて食べる。さすがに旨い。コシといいのど越しのバランスもよい逸品のうどん。さすがに讃岐仕込みの素材だけある。お勧めのお店だ。
悠讃(ゆうざん)
TEL・予約 03-3262-2424
東京都千代田区飯田橋4-4-12
ワイズビル1F
月~金
11:30~14:00
17:30~22:00(L.O.21:30)
土日祝休
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