水産会社直営「はまぐり屋 錦店」はその名の通りはまぐり三昧で楽しめるお店
名古屋に久しぶりに一泊二日の出張があった。30年以上前に住んでいたときに比べると栄近辺も相当変わっている。
そんな中、変わらないのはテレビ塔である。
今日はそのときに夕飯を食べに行ったお店について書きたい。
そこは、珍しく「はまぐり」を店名に冠するお店で、当然、食材は「はまぐり」がメインのお店である。
「はまぐり」といえば、愛知のお隣、三重県桑名市が有名である。木曽川、揖斐川、長良川の汽水域と伊勢湾の海水がぶつかる所に良質のプランクトンが生息し「はまぐり」が繁殖、生息するのである。
ということで、その桑名はまぐりの入札権利を持っている「はまぐり卸問屋マルタカ水産」が直営しているのが今日紹介する「はまぐり屋」なのである。
低カロリーでミネラル栄養分が豊富な「はまぐり」の旬はひな祭りの季節である2~3月ごろ。少し旬の時期とは外れていたが、なかなかはまぐり三昧など機会ないので、とても満足できるお店だった。
もちろん、「はまぐり」以外にも、伊勢湾熊野灘の新鮮な魚介類も楽しめ、三重県の地酒やワインも取り揃えている。
事前に予約を入れ、19時少し前にお店に到着。意外に狭いお店だが、同じ錦にもう一軒お店がある。
この日はせっかく「はまぐり」専門店に来たので、「はまぐり」中心に攻めることとした。
まずは、突き出しの「はまぐり焼」。一人3個出される。アルコールは最初はエビスの琥珀生。
刺身は、これもお店で出すところは珍しいと思う「はまぐりの造り(680円)」と、そして、5月中旬からの一ヶ月間ほどが旬の「生シラス(580円)」。
生シラスについては、過去に鹿児島のしらす・ちりめん専門店「凪」というお店で食べたことはあったが、なかなか食べる機会が少ない。たまたま過日、白山市の「山長寿司」で生シラス丼を食べ時のことを、こちらで紹介している。
生のはまぐりはつぶも大きくて、白味噌ダレで食べると美味しい。
こちらは「はまぐりの酒蒸し(680円)」。
鯖の半燻製も珍しい。
これらをアテに飲んだのは、こちらもはまぐり専門店ならではの「はまぐり酒」である。4人で二合頼んだら、ごらんの黒ジョカのようなものに入れられて出てきた。
少し白濁していて、はまぐりのエキスがたっぷり含まれているような感じ。岩魚の骨酒のような風味も感じるが、これは飲み過ぎ注意である。身も大きくてよかった。
このあと、事前予約入れておいた「はまぐりのしゃぶしゃぶコース(一人前1,980円)」を満喫する。
これがしゃぶしゃぶで使われるはまぐり。4人前である。
まず、はまぐりを一人2個ずつ鍋に入れ、はまぐりの口が開いたら食べる。はまぐりを食べ進めていくと、だんだんと鍋の中が白濁してくる。全部食べきった後、はまぐりの出汁がたっぷり出た中に野菜を入れ食べると、野菜のうまに甘みが加わりさらに美味しい。
これで1,980円とは大満足のメニューである。
そして、最後の締めはラーメン。つまり「はまぐりラーメン」である。こちらは追加で一人500円である。
なかなかはまぐり三昧など経験できないので、一緒に行った4人全員が満足したお店であった。
.はまぐり屋 錦店
愛知県名古屋市中区錦3-17-3
サンプラザビル1F-B(中2階)
TEL 052-951-3123
18:00~03:00(L.O.02:00)
日祝17:00~23:00
年末年始休
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