奥能登の旬の食材と地酒にこだわりの「味楽 ゆめり」は人気のお店
前々から行こうと思いながら、予約が取れなかったりしてかなわなかった「味楽 ゆめり」にやっと行くことが出来た。
ここは、奥能登の素材にこだわった料理と地酒を楽しめるお店として人気である。金沢駅から歩いて5分ほど。リファーレの横(というか裏手)にお店がある。メイン道路には面していないので目立たない。
外観も地味だ。隣に「桜はなび」という派手なネオンサインのお店があるので余計そう感じるのかもしれない。
しかし、ここ「味楽 ゆめり」は、奥能登・宇出津の自然の食材を使った四季折々の料理・地酒を楽しめるということで、いつも賑わっているお店なのである。
私たちがお邪魔した爆弾低気圧が近づきつつあった土曜の夜も、予約客で満席。ひっきりなしにやってくる飛込みのお客さんは当然断られていた。
結論から先に書くと、やはりお客さんの舌は正直である。出される料理はどれも秀逸。特に刺身類の鮮度と脂が乗った身は、他ではなかなか味わうことが出来ないと思う。
さて、そんなお勧めのお店で食べたものを紹介したい。
まずは、お通しの一品。新竹の子と生タコ。お通しから手抜きなしである。
能登岩もずくの食感と旨みも最高!
そして、先ほども書いたが、こちらは最高の味の刺身盛り合わせである。
生タコ、〆鯖、ハチメ(メバル)、梅貝、ヤリイカ、カンパチ、アジのたたき、あいなめ、甘海老。どれをとっても美味しかったが、特に〆鯖、ハチメ、アジのたたき、あいなめが最高だった。
写真のは2人前で2,700円と少しお高いが、その以上の価値あったと思う。
手取川の春純米は、にごり酒でした。
牡蠣の昆布焼きは、プリンプリンの大きな身の能登牡蠣を、昆布を敷いて焼きあげる。昆布の旨みが牡蠣にまで染みこんで、牡蠣の旨さがさらにパワーアップされる。
こちらは、ちょうど旬の白えびの唐揚げ。サクッとした食感でジューシーに揚げられていた。
お次は、旬の若竹焼き。エグミもなく美味しい。あら塩と能登柚子胡椒をつけて食べると、竹の子本来の味が引き立つ。
ふぐの唐揚げチーズ焼き。レモンを絞って食べると、濃厚なチーズの味もふぐの旨みと相まって、ちょうどよくなる。
あと、色々酒を頼んで飲んだが、能登地酒の3種利き酒セットは良かった。
最後は「能登のマルガージェラート」。搾りたての生乳100%で作られた柳田ブルーベリー味のジャラートは美味しい。
以上を食べて、酒を色々頼んで締めて11,000円弱であった。冒頭にも書いたが、一品一品が奥能登の素材にこだわり丁寧に料理されている。不満などつけようが無い。いいお店である。
味楽 ゆめり
石川県金沢市本町1-3-33
TEL 076-255-3999
18:00~23:30(L.O.23:00)
日曜休
(日曜を含む連休の場合は日曜営業月曜休)
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