小松殿町の創業明治10年の老舗料亭「一山楼」で夜のコース「本御蔵コース」
「一山楼」は創業明治10年の老舗料亭で、私も6年前まで住んでいたときは何度かお邪魔したことがあった。
その後、5年間他府県に住んでいたので行くことが出来なかったが、今回、久しぶりに会社の飲み会で利用する機会があったので書きたいと思う。
前回は、4,500円のコースだったが、今回は3,800円のコースをお願いした。(前回の4,500円コースは300円値上りして4,800円となっていた)
ただ、老舗料亭のコースの値段としては安いと思う。それに結論から書けば満足する内容だったと思う。
お店には普通の部屋もあるが、ここはやはり石蔵を改装移築した落ち着いた空間で食べたほうが良いだろう?
さて、食べたものを順番に紹介して行きたい。
まず出されたのは、食前酒と先付けの菜の花とアサリのおひたし。
お造りは、ヒラメ、サワラ、甘海老、カンパチ(フクラギかな?)。
食前酒のあとは、神泉の大吟醸。やはり大吟醸は美味しい。
焼き物はサワラ(だったかな?)の味噌漬け焼き。小ぶりながらしっかりとした味付けで美味しかった。
揚げ物は山菜と野菜の天ぷら。
酢の物はホタルイカとタコ、わかめ。
本来ならこのあと釜飯が出されるのだが、まだ少し飲み足りなかったので、私は日本酒から焼酎に変更し、つまみのほうも、こちらのお店のお勧めでもある魚介の干物を追加した。
これは、ホタルイカ、タタミイワシ、サヨリのみりん干、貝ヒモなどを、
ご覧のように七輪の炭火で炙って食べるのだが、これがまた旨い!日本酒はもちろん、焼酎にも合う!
最後のご飯物は、これもお店のウリの一つ「釜めし」。この日は旬の竹の子を使った釜めしだった。吸い物と漬物も添えられている。
炊きたての釜めしは格別である。味付けは素材の風味を損なわないように、あくまでも上品だった。
こちらはデザートのフルーツとプリン。
この日は5名で行ったが、高いお酒と追加の干物を頼んでしまったので、一人当たりは7千円ほどになってしまった。しかし、満足度は高く、一緒に行った初めての人たちは大満足だったので、紹介した私としてもうれしかった。
一山楼
石川県小松市殿町2-17
TEL 0761-22-0524
11:30~13:30(前日までの要予約)
17:00~22:00(L.O.21:30)
不定休
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