庄川の鮎もこれから美味しくなる季節です!富山県砺波「鮎の里」で稚鮎三昧
3月1日から庄川の鮎料理店が一斉に営業を開始した。(冬季間は完全クローズいている)
鮎の本格的な漁の解禁は、もう少し先になるが、一足先に稚鮎を食べに庄川まで出かけてきた。
行ったのは、「鮎の里」。庄川の鮎を食べさせてくれるお店としては「鮎や」が有名だが、事前にWebで調べたら、「鮎の里」のほうが評価が高かったのでこちらにした。
天然鮎が本当に美味しい季節は梅雨明けからだろうし、また、秋の子持ち鮎もいいが、個人的には稚鮎の頭からガブリと食べられて、サクッとした食感のほうが好きかもしれない。
3月の最終の週末。富山に用事があり、行く前に少し寄り道をする形で立ち寄ったのだが、さすがにこの季節はお店もまだ混んでいない。ゆったりと楽しむことが出来た。
さて、品書きは単品もあるが、もちろんここは定食やコースのほうが、鮎が一通り食べられるのでいいだろう?
ということで、鮎の塩焼き5本、付き出し、酢物、揚げ物、ご飯又は、自家製のます寿司、吸物、香の物が付いた「庄川膳(2,625円)」と、
鮎の塩焼き5本、付き出し、酢物、お造り、鮎の甘露煮が付いた「山吹の里(2,625円)」を頼むことにした。
こちらが別に出された鮎の塩焼き。おいしそうである。
ご覧のように、店の入り口で炭火で焼いている。直火というより遠赤外線で焼いている感じ。今回は稚鮎だったので、遠赤だと骨まで柔らかくなり頭からガブリといける。
ただ、さすがに稚鮎だと、香魚と呼ばれる鮎独特の香りを楽しむことは出来ないが、稚鮎らしい上品な苦味とたで(蓼)酢につけて食べたときの酸味がマッチして、焼きたての香ばしさとも相まってとても美味しい。
「山吹の里」のお造りは、今の時期、稚鮎の時期だったので、鮎の生の身は残念ながら楽しめなかった。昆布締めと鱒であった。
鮎の甘露煮は、子持ち。酒が飲みたくなる。(^^;; 酢の物はホタルイカであった。
なお、「庄川膳」にはご飯や味噌汁は付いていないので、別に頼む必要がある。
私は、こちらのます寿司セット(420円)を付けてもらった。
値段的には、そんなに安くはないが、旬の食材を獲れた場所の近くで食べる。それに勝る贅沢は無い!
そうそう!家に帰って再度調べたら、数年前に金沢にもお店を出したが、あまり儲からなかったのか閉店したようだ。やはり、鮎のような旬を味わうものは、地産地消では無いが、地元の水と空気と相まって美味しいと感じるのかのかもしれない。
富山県庄川峡 鮎料理の店 鮎の里
富山県砺波市庄川町金屋2131-6
水記念公園隣
TEL:0763-82-7110
11:00~15:00(L.0.14:30)
16:00~20:30 (L.0.20:00)
※平日15:00~16:00は休憩時間
鮎シーズン中(3~11月末)は無休
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