昨年5月以来の訪問。私のブログでおなじみ金沢「志の助」の鮨です
私のブログでもおなじみ。個人的にも大好きな金沢の鮨店「志の助」である。
小松にお店があったときから比べると、金沢に移転してからは少し足が遠のいてしまって、本当に久しぶりである。(福岡・大阪に住んでいたときは別)別に飽きたわけではなく、単に遠くなったことによるものだが。
今回は東京からの客人と一緒に、昨年の5月以来の訪問である。東京から毎年、志の助に鮨を食べに来るのだが、これで10年ほど継続して来てくれている。ほぼ、志の助に来ることが目的なのが凄いし、そう思わせる志の助も凄いお店だ。
さて、金沢の鮨屋の中にも、常に新しい創作鮨を食べさせてくれるお店と、定番のネタにこだわり続けるお店がある。
前者は太平寿司が筆頭で、毎回違ったサプライズで楽しませてくれる。
後者の代表が、今日紹介する「志の助」だろう?あと、東山の「みつ川」あたりも定番ものを基本として、旬の素材を使った握りをプラスしてくれる。
そういった意味では、太平寿司のほうが、本当の創作系の鮨屋さんだと言えなくもない。
ただ、志の助のお師匠さんの「小松弥助」も、基本は定番の握りで勝負するタイプなので、やはり師匠と弟子のDNAは同じなのかもしれない。
さて、そういうことで、今回の紹介の記事を書いていて昔の記事も改めて読んでみると、ははは!本当に同じネタの握りである。もちろん、前回は5月に行ったので、冬が旬の素材はなかったが、今回はそれらも堪能することができた。
今回、私は運転手なのでアルコールはなし。お茶を飲みながら、「万寿貝(万十貝)のバター焼き」を。
北陸の冬の味覚の代表格であるタラの白子。濃厚な白子で日本酒が飲めないのは残念!妻のほうはうまそうにぬる燗を飲む。この~っ!
お造りの「のどぐろとガスエビ」。のどぐろも脂がのっていた。
私が飲まないことで、今回は早めに握りに移る。
最初は、ヤリイカ、ネットリとしたイカの甘みと、中に隠れたゴマの香ばしさがマッチしている。前回行ったときゴマが入っていないように感じたが、今回はしっかり入っているのがわかった。
寒ブリは脂が乗って最高!
香箱の季節は終わったが、加能ガニは滑り込みセーフだった。ミソが濃厚。
鯛の昆布締めもほんのりと昆布の味が上品に口の中に広がる。
アジは定番。
バイ貝も、同じく石川の味。身が厚く甘みがある。
ウニ。少しシャリが小ぶりになったのかと思い、志の助さんにお聞きすると、今回東京の客人にご年配の方が含まれていたので、握りのシャリを少なくしているとのことであった。
トロの炙り。アブトロ!弥助師匠譲りの定番。上品なトロの脂が最高。
甘エビも、甘くて美味しいが、今回は青い子が乗せられていなかった。
蒸しアワビは柔らかく口の中でとろけそう。
こちらも弥助師匠からの定番であるアナゴ。塩でさっぱりと脂を引き立ててくれる。
最後は、もちろんネギトロ巻き。ネギトロは味付けがしてあったが、昔からそうだった??(^^;;
アラ汁は最後の〆に。
志の助の鮨は、同じものを何度食べても、美味しいものは美味しい!しばらくすると無性に食べたくなる魔力を持っている??
志の助
金沢市入江3丁目73番地
076-216-5280
木~火
12:00~14:30
18:00~21:30
水曜休
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