加賀市大聖寺「竹の浦館」で加賀のかがやきメニュー「自家製へしこの陶板焼き御飯」
加賀市が展開するご当地グルメ「加賀のかがやき」については、これまでも何店か紹介したことがある。いまでは50点ほどがメニューを開発し各店で提供している。
今日紹介するのは「竹の浦館」。この地域は昔「竹の浦」と呼ばれいたが、元々ここにあり廃校となった「瀬越小学校」を、地域活性化と文化交流の拠点として、平成14年からNPO法人「竹の浦夢創塾」がその運営に当たり「竹の浦館」として活用している。
ご覧のように木造2階建ての校舎は昔懐かしい!玄関脇には二宮金次郎の銅像もある。
内部も昔の教室の面影を色濃く残しており、地元の特産品や工芸品を売る売店などもある。
この建物の一角に、今日紹介する「竹の浦館」の食堂がある。
今回は、行く前から「自家製へしこの陶板焼き御飯」を食すのが目的だったが、メニューを見渡すと、ここでしか食べられないようなメニューもあって、結局、妻が「自家製へしこの陶板焼き御飯」を頼み、私は「豆乳味噌煮込みうどんセット」を頼むことにした。
「豆乳味噌煮込みうどん」がこちら。一見、たまご丼のよう?
豆乳が熱で固まったためにそう見える。味のほうは味噌の味がほんのり。豆乳の甘さも出ていてなかなか美味しい。ただ、もう少し辛味も好みで加えられるような配慮があったらうれしかった。
うどんは、煮込み用のものを使っているのか、弾力があってまずまず。
セットとなっている「こっさめし」は、見た目、真っ白でおいしそう!「こっぱめし」の「こっぱ」は枯れ松葉のことをいい、薪ではなく枯れ松葉を燃料にかまど炊きしたのが「こっさめし」なのだそうだ!?
妻のほうの、「自家製へしこの陶板焼き御飯」は、加賀のかがやきメニューに設定されているメニュー。福井名物の鯖の糠漬けを使い、地元のとろろ芋、それに貝柱や野菜をのせ陶板で焼いたものだ。
熱々で運ばれてくるので、そのまま中に隠れているへしことご飯などを手際よくかき混ぜる必要がある。へしこ自体が塩分をたっぷり含んでいるので、その塩味を全体に行き渡らせないとダメなのである。
私も4分の一くらい食べたが、とろろの粘りとへしこの塩味がいい塩梅に混ざり合い美味しかった。
妻のほうは、最後のおこげも期待していたが、思ったより出来ていなかった。残念。
竹の浦館
石川県加賀市大聖寺瀬越町イ-19-1
TEL 0761-73-8812
11:00~15:00
水曜休
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