「あらばしり」の季節。新酒の搾りが始まりました東酒造の神泉「たれくち」「にごり酒」と福光屋「酒炭酸」
「あらばしり」とは醪(もろみ)を酒袋に詰めて、最初に滴れてくる白く濁った清酒のこと。
昔の酒蔵では、寒の時期に仕込み、約一ヵ月後から順次搾り始める。
大きな酒蔵は年中、温度管理のもと仕込が行なわれているので季節感がなくなってきたが、私がいつも買い求めている小松の東酒造は、小さな酒蔵なので昔ながらの季節感でやっているのがうれしい。
この日はお土産用の新酒を買い求めるために、久しぶりに酒蔵まで出かけ、これまた久しぶりに酒蔵も見学してきた。
ご覧のように、大吟醸の酒蔵では、醪(もろみ)を酒袋に詰めて吊るしながら搾るという昔ながらの風景も見られた。
今回、買い求めたのは、搾りたての「たれくち」と「にごり酒」。吟醸酒は、この後、順次搾りに入る。
たれくち(垂れ口)とは、上槽中に酒が酒槽(さかぶね)から出てくる口のことを指す。
家に帰ってさっそく、金沢の鏑木商舗の九谷焼冷酒グラス 華文 ブルーとピンクのペアグラスで乾杯!である。台座部分がが九谷焼で、グラス部分の硝子は江戸硝子となっている。
「にごり酒」は日本酒のスパークリングで、爽やかな酸味が心地よい酒である。アルコール度数も高いので飲み過ぎ注意である。
東酒造株式会社
石川県小松市野田町丁35
TEL 0761-22-2301
月~金9:00~17:00
同じ日、金沢に行く用事があったので、福光屋直営の「SAKE SHOP 福光屋」に立ち寄った。
ここは、総合的な日本酒の情報を発信するギャラリーとなっていて、福光屋の純米酒全ブランドに加え、厳選した酒器や酒肴など、純米酒 を楽しむための小物を多数取り揃えている便利なお店である。
こちらでは、昨年発売となったスパークリング日本酒「酒炭酸」を買い求めた。
「clear(クリア)」「old(オールド)」「tonic(トニック)」の3種類あり、ネーミングの通りの味となっており、発泡性の低アルコールの日本酒として、新しい飲み方を提案してくれている。一本294円となっている。
和食以外の料理にも合いそうだ!?
SAKE SHOP 福光屋 金沢店
石川県金沢市石引2丁目8-3
TEL 076-223-1117
10:00-19:00
年末年始休
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