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2013/03/15

加賀市でまだ紹介していなかったところ。安藤忠雄設計「錦城中学校」と「深田久弥山の文化館」他+「吉崎御坊」

これまで加賀市の見所についても何度か紹介してきたが、大聖寺については「石川県九谷焼美術館」以外はこれまでなぜか書いてない気がする。

ということで、久しぶりに加賀市の見所をいくつか紹介したい。

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まずは、建築ネタ。過日、かほく市の「石川県西田幾多郎記念哲学館」について書いたが、今日紹介する「加賀市立錦城中学校」も、石川県に存在する安藤忠雄の設計した建築である。

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土曜の休みに行ったため、当然学校は休み。内部の見学も職員にお願いできるようだが、時間の関係もあり今回は生徒用の玄関から中を少し覗いただけでおいとました。また、機会を見つけて見学したいと思う。

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楕円形の形状を持ち、木材をふんだんに使っている。生徒用の玄関は大きなガラスを使い、さらには天井にもガラスを使って明るく仕上げている。

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内部には、玄関から左右に階段が2階に伸びており、イメージとしては表参道ヒルズのような空間にも似た感じがする。ただ、表参道ヒルズはコンクリートなので、温かみは錦城中学校が勝っているが。

完成は2009年。ちなみに、錦城中学校を卒業した有名人としては、お笑い芸人のダンディ坂野がいる。

錦城中学校
石川県加賀市大聖寺地方町6乙74-1
0761-72-1515

お次は、「日本百名山」の著者であり山の文学者としても知られる、ご当地出身の深田久弥山の業績をゆかりの品々や資料を展示している「深田久弥山の文化館」。

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ちょうど、雪が激しく降りだした時に到着。訪問者は我々だけだったからか、文化館の担当の方が最初色々説明をしてくれた。

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建物は明治期に建てられた絹織物の会社「山長」の事務所や石蔵、門を改修したもので、雪の風情にも似合っているかもしれない。

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深田久弥山の文化館
石川県加賀市大聖寺番場町18
TEL 0761-72-3313
入館300円
9:00~16:30
火曜休(祝日の場合は開館)

こちらの写真は、途中立ち寄った全昌寺。

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松尾芭蕉が奥の細道で加賀路の最後の宿とした寺で有名で、「庭掃いて出でばや寺に散る柳」と一句残している。

句碑が門前に立っている。寺の中には1867年に出来上がった五百羅漢は500体がすべて残っている。これは全国でも珍しいもののようだ。

全昌寺
石川県加賀市大聖寺神明町1
TEL 0761-72-1164
9:00~17:00
無休
拝観料500円

最後は、大聖寺ではないが、お隣の福井県あわら町にある吉崎御坊と蓮如上人記念館。

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吉崎御坊といえば、本願寺中興の祖である蓮如が北陸における布教の拠点として建立した宿坊で、蓮如は教義を民衆に御文(「御文章(ごぶんしょう)」)を用いて教義をわかりやすく説き、全国から多くの門徒が集ったことで有名である。

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観光地としては昔はもっと門徒などで賑わったであろうが、近年は観光客数も激減し門前町も寂しい感じがする。(冬だったということもあるが)

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近くには鹿島の森も見える。

吉崎御坊 蓮如上人記念館
福井県あわら市吉崎1丁目901番地
TEL 0776-75-2200

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