小松の気軽に入れる老舗ビストロ「ブニヤ・デ・モカ(Bougnat de Mocha)」
本当に久しぶりに小松のビストロ「ブニヤ・デ・モカ」に行ってきた。
45年以上も続くビストロで、8年ほど前にランチでお邪魔して以来である。
中心地にあるのだが比較的目立たない外観で、隠れ家的なお店だが、小松の紳士淑女たちもお気に入りの人が多く、本当に気軽に入ることが出来るのがうれしい。
この日は、妻のとある資格試験合格のお祝いということで、フレンチ系のお店でシャンパンでも飲もうとなった。そこでチョイスしたのが「ブニヤ・デ・モカ」なのである。
ということで、今回は夜にお邪魔したのだが、ビストロといえども、本格的なフランス料理を楽しむことが出来た。
まずはシャンパン(1500円)で乾杯!グラスでの設定があるのは嬉しい。
そして、「生ハム、生野菜・レモン添え(1,000円)」を頼む。1,000円でこの量は凄い!都会のビストロだと倍ぐらいは取りそうな量だ。たっぷりとレモンを絞って食べる。
あと、この時期、生牡蠣も食べたかったので、白ワインと一緒に「カキ貝カクテル(2,000円)」を頼む。ただ、5ピースという二人には中途半端な数だったので1個追加してもらった。白ワインは残念ながらシャブリがグラス売りの設定がなかった。
そしてメインの料理を何にしようかとメニューを眺めていると、シェフのおまかせ料理3品で3,000円というお得なセットがあったので、これにすることにした。
まず出されたのは冷製の「イワシのキャピシーヌ」。単品では1,000円。キャピシーヌとは、ミルフィーユのようにイワシと野菜を重ね焼きする料理のこと。これは美味しかった。
二品目は「タラのマルセイユ風」。いわゆるブイヤベースのようにタラを煮込んだ料理。ポルトガルのカタプラーナ鍋の煮込み料理にも似ている感じがする。
このソースには「バケット(300円)」が欲しいということで頼んだ。写真は撮り忘れ。(^^;;
この後、3品目が出される前に、最後に食べるために早めにオーダーしておこうと思い「シーフードグラタン(1,600円)」を頼んだのだが、この後しばらくして出されたのが「海老とホタテのクリームソース」。(^^;;
もうすでに作りはじめていたら悪いと思って変更しなかったが、さすがにクリーム系が2つ続くと厳しいので、出来れば「次に同じようなクリーム系が出ます」と伝えてくれたらありがたったかな?
その「シーフードグラタン」がこちら。クリーム系が続いたが、これは美味しかった。
ご主人も奥さまも話し好きで、場を和ませてくれるし、ワインの値段も非常に良心的。赤ワインも一杯ずつ飲んでトータルで一人7,000円で楽しめた、ビストロ価格である。
ブニヤ・デ・モカ (Bougnat de Mocha)
石川県小松市土居原町239
TEL 0761-22-4199
17:00~27:00
水曜休
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