小松市東山町に移転して初めての訪問「和膳西洋料理 健」はお箸で食べる和膳西洋料理
前に小松駅前にあったときは、何度かお邪魔したことがあるが、小松市東山町に移転してからは、何度か予約の電話を入れても満席で断られたりしたことなどあり、行けずにいた。
5月に小松に戻り、10月の連休時に「月よみ山路」の松葉屋さんにお邪魔したときに、お店の隣のギャラリーにて、健のオーナーシェフの内本さんの祖父の絵の展示がされていたときに思い出し、すぐに予約を入れたら運良くランチの席が空いていたので行くことが出来た。
小松市東山町のお店は、前は中佐中店の東山店だったところで、和風の建屋で東山の竹林を見ながらゆったり食べることが出来るお店であった。
ここは、駅前にあったときからそうであったが、フレンチベースのお箸で食べる和膳西洋料理のお店として有名であった。駅前のときは基本夜のお店であったが、とてもリーズナブルに楽しめるお店であった。
しかし、東山に移転し、スペースも数倍に広がったにもの関わらず、少人数の個室による配置なためにコストが上がったようで、少々単価も上がったようである。
ランチメニューは1,890円、2,415円、3,150円の3種類。値段の違いにより、正式な前菜が付いているかどうかと、メインの内容が変わる。
一番安いランチでも1,890円するのも、このロケーション&空間と趣のある食器類だとやむを得ないかも?
さて、行ったときは休日だったが、あらかじめ予約を入れてあったためか、一番奥の静かに食事を楽しめる部屋を用意してくれていた。
周りは竹林で、緑を静寂に囲まれて、美味しく食事を楽しむことが出来る。
もちろん部屋には、白山を描き続けた画家であり、シェフの父でもある内本浄氏の絵も掲げられている。
この日は、一番リーズナブルなコースである1,890円のAランチにしたのだが、その上のコースとは、前菜の種類とメインの料理のクオリティが違うだけで品数は変わらない。
まず出されるのは「小さなオードブル」で、この日は左がナスのムースにイクラを散りばめたものと、右はサーモンの燻製のカナッペである。どちらも、ワインが飲みたくなる前菜であった。
バケットも美味しい。
スープは、ミネストローネと紫いものスープがチョイスできたので、私たちはミネストローネをチョイス。
よく食べるミネストローネよりも、もっともっとコクがあって旨みも凝縮されていた。バケットもお代わりしてしまった。
サラダ。
そして、メインは肉2種類と、魚からチョイス出来る。私はもちろん魚で、この日は「車鯛のロースト」で、香ばしくローストされた車鯛の身が厚く、バター系と和風のソースの2種類のソースとの相性もよかった。
妻のほうは、こちらの「イベルコ豚のグリル」をチョイスした。イベルコ豚もたっぷりで、旨みがでる焼き方で美味しかったようである。
器もいいですね。こちらは、九谷焼の作家、山本長左の作。
こちらのデザートは+420円であり、これは一番高いコースでも同じである。4種類も楽しめるので納得かな?
コーヒーか紅茶も付く。
さすが内本シェフ。小松ではランチとしては少し高めの値段だが、これだけのクオリティであれば満足できるのではないだろうか?
もちろん、夜もお勧めのお店である。
和膳西洋料理 健
石川県小松市東山町ホ1-16
TEL 0761-21-3005
月~木11:30~13:30(L.O.)
18:00~21:00(L.O.)
金土日祝、祝前日11:30~12:30((L.O.)
18:00~21:00(L.O.)
不定休
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