小松に新しく出来た寿司屋「すし処 まる。」は活きのいいネタで早くも人気店
小松の寿司店といえば、新鮮なネタをウリにしているところが多い。
そのため、素材に一仕事するよりも、そのままネタの旨さで楽しませてくれる。
素材そのままなので必然的にしょうゆにつけて食べるのだが、私は、どちらかといえば、しょうゆにつけないで食べる鮨、いわゆる江戸前・創作系の鮨が好みで、そのため、私のブログで紹介している鮨屋は、そのようなお店がほとんどである。
さて、今日紹介する「すし処 まる。」は、一昨年、小松市に出来た比較的新しい寿司店である。
オーナーは、小松の福助に10年間。その後、近江町市にある「場山さん寿司」に2年間修業のあと、小松にお店を出したのである。
この場所は、前は焼き鳥屋さんだったところ。そのため居抜きというわけにはいかずに、ほぼ全面改装したようである。
行ったのは夏真っ盛りの土曜日。念のためその日の夕方予約を入れて行ったのだが、これが正解だった。飛び込み客がひっきりなしに入ってきたが、すべて断られていた。オープン2年で人気店となっているようである。
まずは、生ビールと突き出しの「バイ貝の酢の物」。暑い一日だったのでビールがうまい!
そのあとは、おまかせで刺身を頼んだ。ご主人は仕事が早く、次々に目の前に出される。
甘海老、アジ、ヒラマサ、トロ、ホウボウ。どれも美味しかったが、特にヒラマサがとても美味しかった。
炙ったノドグロとバイ貝。ノドグロは炙ることにより旨みが凝縮されていた。
このあと、目の前に置かれていたうなぎが美味しそうだったので、白焼きと蒲焼でお願いした。
飲む酒は神泉の生酒。
アサリもいいのがあるということで、今度は「アサリの酒蒸し」を頼む。身も大きくプリッとした食感で美味しかった。
このあたりで握りに移ることに。ただ団体客が入ってきたので、その対応で少し待ちが出来、その合間に玉子を出してくれた。これは握り用の甘めの玉子ではなく、つまみに向く少し辛めの味付け。
握りの最初に出されたのは中トロ。
そして、バイ貝、サバ、アジ。光物はしょうがとしょうゆで、そのまま食べる。旨い!
白えびとノドグロの炙り。白えびのとろみのある甘みと、ノドグロの脂の乗った旨さが両極?ノドグロはそのまま食べる。言うことなし!
赤イカとホウボウ。赤イカは甘みがあり、あまりなじみのないホウボウも上品な白身の味。
イクラは軽くしょうゆ漬けで。
ウニもわさびと軽くしょうゆをかけて出された。
最後のあら汁が出されて、これで終了。2人で締めて15,000円ほどだった。
「すし処 まる。」は地元の人が日常使いで、新鮮な地元の食材で美味しい寿司を楽しむにはいいお店である。
すし処 まる。
石川県小松市東町56
TEL。0761-23-1003
15:00~25:00
木曜休
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