水戸駅前「喰処 飲処 てんまさ」で水戸名物あんこう・納豆料理に舌鼓
水戸に行ったときに夕食を食べに行った「喰処 飲処 てんまさ」について書きたい。
お店は駅前すぐのところにある。同じ系列の「居酒屋てんまさ」もあったが、今回は地下にあるほうの「喰処 飲処 てんまさ」に入ることにした。
こちらのお店は、創業50年を誇り、「あんこう・納豆料理・新鮮食材・茨城の郷土料理」が味わえるお店ということ。
水戸といえば「納豆」はすぐに思い浮かぶが、あんこうも有名だったということは私も知らなかった。
帰って調べてみると、あんこう自体は産卵時期に肝が小さくなり、商品価値が低いので、あんこう漁は産卵を終えた7月から8月が禁漁となっている。肝が肥大化する11月から2月が一番美味しい時期とされる。
行ったのが8月末だったので、ちょうど美味しくない時期だったのかな?(^^;;
ちなみに、もう一つの水戸名物「納豆」については、食べられないことはないが、においが苦手で最近はほとんど食べていない。(^^;;
突き出しは「しし唐焼き」。添えられていた甘辛い味噌につけて食べる。
まず頼んだのは、生ビールに「シーザーサラダ(400円)」。
「たこわさ(380円)」。
「玉子焼(300円)」。少し甘めの味付け。
「かつおの刺身(500円)」は生で。かつおは個人的にはたたきが好きである。
岩がき(500円)は一個しかなく、私が食べる。(^^;;
そして、水戸名物「納豆」はジャコと一緒に。そんなに糸引くタイプではなくにおいもあまり気にならずに食べられた。
もう一方の名物「あんこう」は、まずは定番の「唐揚げ(450円)」。身はふぐに似てなくもないので、身自体は上品で淡白な味。ほっこりとした感じに揚げられていたので美味しかった。
その後、メニューにあった「あんこう供酢(450円)」というのが気になり、お店の人に聞いてみると、内臓や皮を甘酢に漬け込んだものらしい。それを肝と酢味噌を合わせたタレに付けて食べる。水戸が発祥と言われているようである。知らなかった。
これが、なかなか旨い!日本酒や焼酎に合う一品であった。ちなみに飲んだ日本酒はもちろん、茨城の酒で「稲里辛口石透水仕込み」という酒。ブランド米を使ってるわけでも吟醸酒でもないが、こだわりの酒で、蔵のある茨城県笠間市が花崗岩(御影石)の産地ということで、その花崗岩からしみ出た水を仕込み水に使っている。クリアで辛口の酒でした。
締めは「あんこう雑炊(650円)」である。味噌仕立てであったので意外に味も濃厚。量も多かったため、最後は満腹になってしまった。
以上で、二人で生ビールや瓶ビールも飲んで締めて6,700円ほどであった。季節外れのあんこうを堪能して、それに料理の値段が安い!なかなか満足なお店でした。
喰処・飲処 てんまさ
茨城県水戸市宮町2-2-31
三友ビルB1F
TEL.029-224-6460
11:00~23:00(L.O.22:00)
無休
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