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2012/08/10

金沢駅前にある「旬彩 みの香」は隠れ家のような穴場の和食処でお勧め

085今日紹介する「旬彩 みの香」は、10年ほど前から何度かお邪魔したことがあるお店だが、ブログで紹介するのは今回が始めてである。

とはいうものの、ブログを書き始めてからは初めて訪れることになるので、前に行ってからは、かれこれ8年ぶりくらいになるだろう?

場所は、金沢駅から2分くらいのところであるが、小さな建物の、それも2階にあり、看板も控えめなので、非常にわかりにくいお店なのである。

内部も、それほど広くなく、カウンター席とテーブル、座敷で10数人ほど入れば満席になる。

ご主人は岐阜のご出身ということだが、北陸の旬の素材に見せられて、この地でお店を開いたということだ。

料理自体は加賀料理ということではないが、旬の素材を活かすために、出汁にこだわった、上品な日本料理を食べさせてくれるお店で、一品一品手間隙かけて作られる料理は、私もファンの一人である。

メニューは月替わり4,000円、5,000円、6,000円(すべて税抜き)の3つのコース料理のみ。今回紹介する料理は、6月の最終日に伺ったときのもの。こちらのお店では月替わりでコースの内容が変わるので、現時点では同じものは食べられないと思うのであしからず。

私たちは、ちょうど真ん中の金額の「みの香コース(5,000円)」を頼んだ。

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まずは突き出しは、白子の 枝豆、手長海老、サザエ。右は白子のムース、ゼリー寄せ(?)

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刺身は、甘海老、カンパチ、ヒラメ、昆布締め。どれも新鮮なので、プリッとした食感と旨みがある。

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焼物は、スズキの幽庵焼き、真がつおの西京焼き。小ぶりで上品でありながらしっかりと味がしみて美味しかった。(写真がピンボケですみません)

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椀物は、季節ものの鱧。上品な脂がのって、こちらもいい塩梅。

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炊き合わせは、鯛の子とそうめんの玉子寄せ、海老、茄子。

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揚物は天ぷらで、キス、七唐、レンコン、しいたけ。衣が少なくカラッと揚げられているのがいい。

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酢物は毛がに、タコとイカのヌタ。

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最後の食事は、このお店の昔からの定番で、ちりめん山椒の茶漬け。出汁がきいていて美味しい。これがマジ旨い!

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デザートはさくらんぼとライチ、りんごのシャーベット。

一品一品の量が少なく、旬の素材を少しずつ楽しめる構成となっていて、大人の食事が楽しめるのがうれしい。

まだまだ穴場のお店なので、お勧めである。

旬彩 みの香
石川県金沢市本町2丁目17-23
TEL 076-222-2005
17:00~22:30
不定休

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