山中温泉総湯「菊の湯」で汗を流したあとは「彩桂庵(さいけいあん)」で十割そば
石川に帰ってきて、日曜日には木場潟を一周ウオーキングをして、その足で加賀温泉の4つの総湯めぐりをしてきた。
今回は、その最後の温泉地である山中温泉に行ってきた。山中温泉に行くのは久しぶりである。
山中温泉の総湯は「菊の湯」といい、写真の手前が男湯で、向こう側に見えるのが女湯である。
総湯のお湯は比較的熱めで、客層も年齢が高かった。あと、山中らしく脱衣場の衣服ロッカーにも山中塗のパネルが張られていたりする。
さて、汗をさっぱりと流したあとは、お腹が空いてきた。ただ、お昼までは少し時間があったので、久しぶりに山中の街をぶらぶら散策した。
立ち寄ったのは、人気のお店「肉のいづみや」。ここは6年ほど前に紹介したことがあるが、色々メディアでも紹介されることが多く、著名人や有名人の写真やサインが店内に飾られている。
こちらが人気のコロッケである。一個100円。注文すると、その場で揚げてくれる。ホクホクなのを店内で食べるのがお勧め。
そして、お昼に入ったのが、「肉のいづみや」のすぐそばにある「彩桂庵」である。
この蕎麦屋さんの主人は昔は東京で蕎麦屋を営んでいたかたで、手打ちの十割蕎麦を食べさせてくれるお店である。
私が頼んだのは、数量限定の「そば定食(1,000円)」である。普通、そば定食というと、男性向けのガッツリ食べられる量の定食を思い浮かべるが、ここはどちらかといえば、そばもご飯も少しずつで、どちらかといえば女性向けの設定となっている。
旅館などでたっぷり食べるので、温泉地という場所柄かもしれないかな?
内容はおろしそばとまぜご飯(かやくご飯、炊き込みご飯)、それにそば豆腐、出し巻き玉子、漬物が付いてくる。そば豆腐はごま豆腐のような甘みがあった。
妻のほうは、「おろしとろろそば(1,000円)」を頼んだ。おろしそばと言っても、大根おろしそのものが乗せられているわけではなく、おろしの絞り汁がたっぷり入ったツユととろろが乗せられている。大根の汁は辛味がほどよい。
そして肝心の十割そばだが、荒々しさはなく上品にまとめられた味のそばであった。そば湯は最初から一緒に出された。
観光地にある蕎麦屋にありがちなコシと香りの無い蕎麦ではなく、存在感のある蕎麦であった。
彩桂庵
石川県加賀市山中温泉南町口15-1
TEL 0761-78-3016
11:00~17:30
木曜休(祝日の場合は営業)
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