京都烏丸御池「本家 尾張屋」は応仁の乱が始まる2年前に創業!547年の歴史を誇る老舗蕎麦屋
やはり京都は歴史のある街。普通の土地では考えられないような老舗が、今でもそのまま営業している。
今回紹介する「本家 尾張屋」も、1465年創業で547年経つ老舗中の老舗である。1465年といえばあの応仁の乱が始まる2年前というから凄い!
創業時は菓子司として始まり、その後、蕎麦処になり、江戸時代には御用蕎麦司(いわゆる宮内庁御用達)となって、宮中でも蕎麦を作りに伺っていたという、由緒正しい蕎麦屋さんなのである。
そんな老舗の「本家 尾張屋」に、私たちは花見に京都に行った折のランチに行ってみた。
11時半過ぎにお店に到着。営業は11時からだが一階は満席で2階に通された。
お店は蕎麦屋さんだか、私は今回訪れたのは蕎麦を食べるよりも別な目的があった。それは「衣笠丼(788円)」を食べることであった。
「衣笠丼」は、油揚げとネギを卵でとじたものであるが、実はこの丼は京都以外ではあまり見かけない丼である。まぁ、京都以外の関西ではきつね丼に近いかもしれない。
「衣笠丼」という名前は、油揚げとネギを卵でとじた様が雪景色の衣笠山に似ていることから付けられたようである。
これがなかなか旨かった。揚げに出汁がしみてご飯に合う。ネギも食感もシャキッとしていた。
妻が頼んだのは、こちらの「利休そば(1,155円)」。利休そばという名前から、昔利休が食べたのが名前の由来かと思ったら、生麩を醤油で煮てから胡麻油で揚げた利休麩を使っているから「利休そば」という名前になってるようである。
見た目は肉のような感じで味もしっかりついている麩と湯葉が入って、細めの蕎麦に北海道利尻産昆布、目近、うるめ、鯖節などで取った澄んだ出汁で美味しかったそうである。
勘定を済ませお店を出たら10人以上が順番待ちをしていた。やはり人気のお店なのだろう?
本家 尾張屋
京都市中京区車屋町通二条下ル仁王門突抜町322
TEL 075-231-3446
11:00~19:00(L.O.18:30)
1月1日,2日休み
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