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2012/03/11

京都「東山花灯路2012」で鎮魂の灯り「建仁寺」「高台寺」「圓徳院」「八坂の塔」「知恩院」「円山公園」

今日で東日本大震災から1年。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしたと思います。しかし、福島をはじめ復興は、まだ緒についたばかり。日本人の絆の強さを見せるときはこれからです。

さて、昨日、この日から始まった京都「東山花灯路2012」に出かけてきた。妻が今日の名古屋マラソンに出かけて不在のため一人でブラブラ歩きとなった。

昨年12月に開催された「京都・嵐山花灯路」にも行ってきた。嵐山では小松市在住の映像作家、長谷川章さんのデジタルカケジク(d-k)も披露されていた。今回は3月20日まで東山界隈で開催されている。

被災地に鎮魂の祈りを届けようと、至るところに東日本大震災に関してのメッセージが散りばめられていた。

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まず向かったのは「建仁寺」。臨済宗建仁寺派の総本山。禅宗の京都五山の第3位に列せられており、国宝第一号である俵屋宗達の「風神雷神図」や、海北友松(かいほうゆうしょう)の襖絵など文化財を所有しており、祇園に近い場所にあって多くの観光客が訪れる寺である。

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「建仁寺」のユニークなのは写真がokなこと。こちらの俵屋宗達の「風神雷神図」も模写で、キヤノンのプリンターで出力されている。精巧な模写である。

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法堂の天井に書かれている大きな龍の天井絵は、小泉淳作画伯による「双龍図」である。

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038その足で向かったのは、秀吉の正室である北政所(ねね・高台院)が開創した寺である「高台寺」。ライトアップの時間には少し早かったが、方文前庭「波心庭」の前でしばし庭を眺めながらライトアップの時間を待つことにした。

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徐々に日が落ちて始まったライトアップは、色とりどりのライトが時間とともに変わってくるので、ずっと眺めていても飽きない感じ。

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臥龍池の「水鏡」や竹林もライトアップされていて幽玄な雰囲気をかもしだしている。

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こちらの「圓徳院(えんとくいん)」は北政所が余生を送った終焉の地で、「方丈前庭」をライトアップ。

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そして、東山のシンボル「八坂の塔」の方向に歩いていると、途中で舞妓さんと写真を写せるコーナーがあったりした。

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_0016_2こちらが「八坂の塔」である「法観寺」。風情がある。

そのまま、また北に方向を変え、円山公園を通って知恩院に向かう。知恩院は時間の関係もあって三門の前を少しの時間だけ滞在。

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門の前には青森のねぶたの原型とも言われる巨大粟田大灯呂なども置かれていた。

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これだけ広域でのイベントだが、さすが京都ブランド。凄い人で賑わっていた。相当歩いたのでさすがに疲れたかな?

会場 東山地域(北は青蓮院から南は清水寺まで)
日時 2012/3/10(土)~3/20(火・祝) (灯りの点灯時間)18:00~21:30
※雨天決行

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