福岡のうろん(うどん)博多駅にある「大福うどん」ごぼう天うどんと「因幡うどん」丸天うどん
久しぶりに福岡のうどんについて書きたいと思う。
福岡のうどん(博多うどん)は、コシのない柔らかいうどんとして有名である。私が住んだことがある、石川県や大阪も含めて、うどんはコシのないうどんが一般的に食べられている。
近年は讃岐うどんが全国津々浦々幅を利かせていて、柔らかなコシのないうどんそのものが脇役に追いやられた感がある。
しかし、私の故郷である小松のうどん。今住んでいる大阪の大阪うどんとも共通するものがあるのだが、博多うどんも柔らかくてノド越しで食べる麺と、透き通った昆布だしのつゆ。やはり、個人的にはこちらのほうが好きである。
さて、今回福岡に出張の折、時間の関係もあり、博多駅で食べた福岡らしいうどんメニュー2種類を食べたので紹介したい。
その2種類とは「ごぼ天うどん」と「丸天うどん」で、どちらも博多うどんを代表するメニューである。
まずは、博多駅博多口の地下街にある「大福うどん 博多駅地下街店」で食べた「ごぼ天うどん(450円)」。
「大福うどん」は、昔、エキサイド店のことを紹介したことがある。
今回は新しく出来た博多駅の一番街にオープンしたお店である。
博多うどんのお店では一般的なネギは入れ放題で、すっきりと澄んだツユと太目の柔らかい麺が特徴である。もちろん、柔らかさもしっかり?(笑い)
ゴボウの天ぷらは、さきがけではなく、太くざっくり切られたゴボウを使っているので、ゴボウの味が天ぷらの衣に負けていない。
大福うどん 博多一番街店
福岡市博多区博多駅中央街1-1
JR博多シティB1F博多1番街
TEL 092-413-5707
7:00~23:00
無休
お次の「因幡うどん」についても、私のブログでも昔紹介したことがある。
その時行ったのは渡辺通り店であるが、今回行ったのは博多駅のデイトス店。博多駅新装に伴ってリニューアルオープンしたところである。
食べたのは、渡辺通り店のときに紹介したうどんと偶然同じ「丸天うどん(430円)」である。
その時食べた味は残念ながら覚えていないが、過去の記事を見ると、「このお店の特徴はダシにこだわっていることだろう?北海道羅臼産の天然昆布や、五島・島原産の煮干いりこなどの天然ものの素材にこだわって作られる。」と書いている。
確かに、若干あめ色のツユは色も味も透き通っていた。麺は普通の太さで、当然のことながら柔らかくてノド越しがいい。
2軒のうどんを食べて再認識したのは、博多うどんは小松うどんに本当に良く似ているということである。
因幡うどん 博多デイトス店
福岡市博多区博多駅中央街1-1
博多デイトスB1
TEL 092-441-7851
7:00~20:30(L.O.)
無休
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コメント
米子三中さん
こんばんは。
櫛田神社の近く「博多 あかちょこべ」には古式胚芽うどん。
「能古うどん 長尾本店」は、古式切り麦製法ってうたっていますね。
でも、古式さぬきうどんは初めて聞きました。
こちらも、また行ってみますね。ありがとうございました。
投稿: あさぴー | 2012/02/16 20:54
こんにちは
福岡市内博多区に”古式さぬきうどん”というお店があります。御主人がとても頑固者ときいてましたのでオソルオソル
訪ねてみました。さぞかしコシがと思っていたのですが
博多のうどん風でした・・・讃岐うどんも最初はコシという概念がなかったのかもしれません。常連になったころ尋ねてみようとおもいます。
投稿: 米子三中 | 2012/02/15 09:52