本町(久太郎町)「味処船場」で冬の味覚「ふぐ」のコースを堪能
冬の味覚の代表格である「ふぐ」。大阪に来てあまり食べる機会がなかった。
年末に忘年会で行った天王寺の「魚市」で、久しぶりに食べたのだが、年が明けて息子たちと食べる機会があったので書きたい。
ふぐといえば、山口や福岡が有名である。石川のほうでは実は、あまり「ふぐ」を食べることが少なくて、私も博多駅前の「九一郎」で生まれて初めてふぐのコース食べたくらいである。ちなみに福岡では「ふぐ」のことを「ふく」と呼んでいる。
大阪に来てからふぐのお店に行ったことがなかったので、Webで色々探してみたが、本格的なふぐの専門店は、さすがに値段が張って行けそうもないし、チェーン店ではイマイチと思って、知人にも聞いたら、妻の知人でグルメな人が紹介してくれたのが、今日紹介する「味処船場」である。
こちらのお店はふぐの専門店ではなく、まぁ、どこにでもある普通の居酒屋だが、この時期は寄せ鍋やクエ鍋、ハリハリ鍋(くじらの鍋)など、鍋が美味しいらしい。特にクエ鍋がウリだということであったが、事前に予約を入れればふぐのコースもお勧めだということであった。
コースは一通り付いて、一人前6,000円である。
まずは、お通し。生ビールが390円なのがうれしい。
さっそく、てっさ(お造り)が出された。大皿で出させると思っていたら、一人ずつ分けられて出された。少し、モチッとした食感で美味しい。
ふぐ皮の湯引きはコリッとした食感とコラーゲンたっぷりな感じ。
唐揚げは、身も厚く、一人4切れもあって、もちろん揚げ立てで旨い!
そして、てっちり!ふぐの身もたっぷりで野菜もたっぷり。葛もたっぷりで4人でも食べきれないほどの量であった。
最後は定番の雑炊。ふぐの旨みが凝縮されご飯に吸収されて美味しい。鍋の段階ですでに満腹状態だったために、これまた最後まで食べきることが出来なかったのが残念である。
デザートは柚子のシャーベットである。
このボリュームと味で6,000円でふぐのコースが食べられるのはうれしい。お勧めのお店である。
あと、知人からは、こちらのお店は馬刺しも美味しいという情報も頂いていたので、途中で追加で頼んだ。私はもちろん食べていない。
お店の方には、知人の紹介ということで、色々良くしていただいた。こちらはサービスで出してくれた「NOMANNE CONNE(ノマンネ・コンネ)」という、ちょっと聞いたことがある焼酎で左が麦、右が芋。宮崎の方言で「飲みにこない?」という意味らしい?麦のほうはシェリー樽と樫樽に2年ずつ貯蔵・熟成させているため、若干色が付いていた。
店長、どうもありがとうございました。
味処船場
大阪市中央区久太郎町4-2-5
TEL 06-6251-0800
ランチ月~金
11:30~14:00
ディナー
17:00~22:00(L.O.21:30)
日曜休
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