京都伏見稲荷で食べる本場?のきつねうどんとおいなりさん「仁志むら亭」「祢ざめ家(ねざめや)」
11月に紅葉を見にいったときに行った京都の伏見稲荷。稲荷といえばお揚げさん。つまりはきつねうどんとおいなりさんではないだろうか?
伏見稲荷のことはこちらでも書いているので見て欲しいが、今日は伏見稲荷の参道と山(境内)の中腹(四ツ辻)にあるお茶さんで食べたきつねうどんとおいなりさんについて書きたい。
まずは、山(境内)の中腹にあるお茶さん「仁志むら亭」である。こちらは、俳優の西村和彦さんの両親と兄が経営していることで有名で、店内にもポスターがはってある。
頂上を目指す参拝者にとっては、ちょうど一服できる中間地点にあり、甘味や軽食をとることが出来る。景色も素晴らしく、京都市内を一望できる。
さて、何を頼もうかと思ったが、伏見稲荷に来たらきつねうどんとおいなりさんだろうということで、まだ朝10時過ぎだったが両方頼んでみた。おいなりさんがまだ出来上がっていなかったので少し待つことになった。
まず出されたきつねうどん(700円)がこちら。揚げは大きな一枚の揚げではなく刻まれていた。そんなに甘くなくダシ共々上品な味付けであった。
20分ほど待って出されたおいなりさん(850円)は、小ぶりなのが6個皿に盛られていた。まぁ、おいなりさんの味としては普通である。(普通のほうがいいという意味だが)
仁志むら亭
京都市伏見区稲荷山官有地四ツ辻
TEL 075-641-2482
9:00~17:00
第3・4・5金曜休
お次は駅から神社までの参道にある「祢ざめ家(ねざめや)」。
屋号は太閤秀吉からもらったと伝えられている由緒あるお店である。豊臣秀吉が大政所(秀吉の母)の病の祈祷に伏見稲荷に訪れたときに立ち寄り、気に入ったことから妻の祢々(ねね)の名からとってこの名前を付けさせたと伝えられている。すごい。(^^;;
さて、先ほどの仁志むら亭で、きつねうどんとおいなりさんを食べた後だったので、こちらのお店では、軽めに食べることにした。
幸い、おいなりさんは一個(140円)単位で注文することが出来たので、2個だけ頼んだ。酢飯には麻の実がまぜられていた。
そして妻はウズラとスズメの焼き鳥のメニューに注目。さすがにスズメはダメだが、こちらのウズラの焼き鳥を注文した。
うなぎのタレが付けられていてたが、代々受け継がれた自家製タレだそうだ。
ちなみになぜスズメを食べるかといえば、場所が伏見稲荷で、ここは五穀豊穣の神社でもあるから、稲にとっては敵であるスズメを丸焼きにして食べてしまおうということらしい?
皆さんも伏見稲荷に行かれた折には、一度試しに食べみたらいかがだろう!?
祢ざめ家(ねざめや)
京都市伏見区深草稲荷御前町82-1
TEL 075-641-0802
9:00~18:00
不定休
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