美味しい日本酒を本格和食で楽しめる北久宝寺「旬菜と地酒 本町 華喜(はなき)」
今日紹介する「旬菜と地酒 本町 華喜」は元々は淀屋橋高麗橋で「日本料理と地酒 華喜」という名前で営業してたのだが、ビルの建て替えのために、本町に仮のお店をオープンさせたのである。
ただ、お店の人に聞くと、新しいビルにお店をオープンさせても本町のお店も残すと話をしていた。お店の場所は、私のブログでも紹介したことがある「瑳こう」や「そば処 山代」と同じビルである。
ご覧のように、お店の入り口に地酒の空き瓶が飾られている。美味しい地酒が飲めそうな雰囲気だ。
行ったのは雨の土曜日。このあたりは土曜日はヒマで、さらに雨ということで、客は私たちだけ。その後一組入ってきたが、おかげでご主人とも日本酒談義が出来てよかった。
さて、料理は単品もコースもあるが、このお店ならば地酒をメインに楽しむのがいいだろうということで頼んだのは、2,800円で5品の料理が出される「おまかせ5品」である。
生ビールと一品目の「ゴマ豆腐とウニ」。
お造りは「よこわとサンマ」。サンマも脂が乗っておいしかった。
こちらは「サワラの幽庵焼き」。う~ん、この日は地酒に興味が移り、料理の味がイマイチ記憶にない。(^^;;
こちらは酒のつまみによさげな「あん肝、たこわさ、豆腐とカニ身」。酒がすすむ。
最後は「野菜の炊き合わせ」である。上品な味付けで日本酒の味を損なわない。
最後の〆は追加で頼んだ「稲庭うどん」である。手延べの稲庭うどんは個人的にも好きなうどんである。満足満足。
さて、お酒の話に移ろう!何を頼もうか思案したが、あまりに地酒の種類が豊富なので、ここはお任せしたほうがいいと考え、こちらもセットメニューにすることにした。
店内や、こちらの大きな冷蔵庫には、たくさんの種類の地酒が保管されている。
利き酒セット(1,000円)は、600円以下の酒を90mlの普通サイズではなく、70mと少し小さめのグラスで楽しめるお得なセットになっている。色々な地酒を楽しむにはいいセットである。
大吟醸にも同じようなセットがあって、こちらは2,000円となっている。
今回は両方とも、品書きから選ぶのではなく、味の好みを伝えて、あとは料理にもあわせてご主人のお任せした。
出されたのは、まず利き酒セットで、右の2本は能登の宗玄の純米ひやおろしを昨年のと今年のを飲み比べて。左から2本目は広島の「天宝一」で純米酒。左は山口の「日下無双(ひのしたむそう)」で、こちらも純米酒。どれも飲みやすくて料理に合うタイプ。ただ、宗玄の昨年のは、個性が出ていて一年間保存状態がよく管理されていて熟成されるとこんなに味が違ってくるのか!?とびっくりした。
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大吟醸のセットのほうは、右から新潟の八海山の特選大吟醸で端麗辛口。真ん中は宗玄の大吟醸。フルーティな味わいで飲みやすい。左は香川の凱陣。芳香と旨みが特徴である。
あと、天野酒の無濾過の特別純米酒(生もとつくり)と、米焼酎の「純」という、甕壷で5年熟成されたものも飲んでみた。アルコール度数も35度と高めである。
以上で、11,250円であった。ちょっと酒が予算オーバーだったようである。(^^;; でも、満足度は高かった。
旬菜と地酒 本町 華喜(ハナキ)
大阪市中央区北久宝寺町4-3-12
小原5ビル1F
TEL 06-6282-7651
月~金
11:45~13:30
17:30~22:00(L.O.)
1・3土曜
17:30~21:30(L.O.)
日祝
第2・4・5土曜休
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