堺筋本町の紀伊国屋書店の裏にある「カレー専門店 嘉哩庵」は大阪カレーの味?
大阪には多彩なカレーが存在してる。日本経済新聞にも「大阪人はなぜカレー好きなのか」なんていう記事が掲載されるくらいである。
そこには、「明治時代に日本にカレーが入ってきて、新しもの好きとされる大阪人はカレーに飛びつき、いち早く普及した」と書かれていた。なるほど!
大阪カレーの特徴は、最初甘く感じて、後から辛さが来ることである。なぜそうなったかというと、関西の「だし文化」が関係しているようである。大阪の昆布だしが食材のうまみや甘みを引き出すことからカレーにもそのようなことを求めたのではないかということである。こちらも「なるほど!」と思う。たかがカレー、されどカレー!奥が深いのである。
さて、今日紹介する「カレー専門店 嘉哩庵」は、先日書いた中華のお店「中国瀋陽家庭料理 香園」に行ったときに見つけていた。
土曜のお昼少し前に行くと、先客が2人いた。メニューはベーシックなカレーと、トッピングとして豚カツ・チーズ・鶏唐揚げ・ほうれん草の種類によってメニューが構成されている。
私はほうれん草カレーを注文するも、何と!「今日はほうれん草切らしています」という答えが返ってきた。えっ!?と思わず絶句。気を取り直して一番シンプルな嘉哩庵カレーを頼むことにした。
こちらがそうである。見た目はインディアンカレーや白銀亭みたいかな?
味のほうはといえば、大阪カレーの特徴である、最初に甘さが来て、あとから辛さが襲ってくるタイプだが、甘さの後にすぐ辛さが来て、二口目からはほぼ同時に襲ってくるのだ。ちょっと珍しいタイプ。味的には無難にまとめてある感じである。
ただ残念だったのが、ご飯が柔らかすぎること。他の人も同じようにブログで書いていた。これはお店の方針だろうか?この柔らかさは少しカレーには合わない気がした。
カレー専門店 嘉哩庵
大阪市中央区安土町2-4-5
日本SBPビル1f
TEL 06-6264-7020
11:00~16:00
日曜休
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