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2011/05/18

長浜でも有名な「たつみ寿司総本店」は博多座隣にある創作鮨のお店

福岡は玄界灘の海の幸が豊富で、鮨となると大阪よりは安く食べられるいいお店がたくさんある。

福岡に住んでいたときも、たまにではあるが、美味しい鮨を堪能していた。今回、そんな美味しい記憶を思い起こすために、結婚式で福岡に行った折に鮨を食べてきた。

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事前に調べて予約を入れていたのは、「たつみ寿司総本店」である。長浜で有名な「たつみ寿司」が本店を博多座隣に引っ越してきたのである。もちろん長浜のお店も健在で、他に岩田屋にもお店がある。

3階まであって大きなお店だ。鮨屋には珍しいオープンキッチンで、私たちはカウンター席に座った。

なぜ「たつみ寿司総本店」を選んだといえば、私の好きな醤油をつけないで食べる、いわゆる創作系の鮨を食べさせてくれるからである。ちなみに刺身も醤油をつけるものは一つも無かった。

大阪に帰る前の夕方にお店に到着。さっそく生ビールを頼む。

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付きだしは「ソーメンもずく」と「かずのこ」。ソーメンもずくは初体験?

そして、まずは刺身をおまかせでお願いした。

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小石原焼きの皿に盛られているのは、鯛を皮のまま糸切りにしたもの。塩でさっぱりと食べる。

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アジはポン酢と高等ネギ(鴨頭ねぎ)でふぐ刺し(てっさ)のように食べる。

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こちらも福岡名物「ゴマサバ」。

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珍しい「生くじら」。脂身だが意外とさっぱりとしている。

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炊き合わせは「竹の子、鯛の真子、つぶ貝」。旬の竹の子の食感がいい。鯛の真子も味がしみて美味しい。

焼物は「揚げ巻貝塩焼」。残念ながら写真を撮り忘れてしまった。(^^;;

さてここからが握りである。

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まずは、珍しい生穴子を鯛のワタとあら塩で。複雑な味を楽しめる。

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イカは柚子塩で。甘みのあるイカを活かしている。

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ブリの腹身はもろみ、ししとう、鷹のツメで。鮨にもろみを使うのは珍しい?

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トロは炙りで、脂をより引き出す。

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甘鯛も炙って柚子おろしでさっぱりと食べる。

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ヒラメはアンチョビと海ぶどうを乗せて。なかなか考え付かない組み合わせだ。

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こちらは「南関いなり」と言って、熊本県の南関町の「南関あげ(なんかんあげ)」という油揚げを使ったおいなりさん。甘辛く煮てあるのだが、これも美味しい。

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巻物は塩辛巻。

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最後は「ウニとイクラ」。カクテルグラスに盛られて出される。

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028これだけ二人で食べて、3杯ずつアルコールを飲んで2万円強であった。これはお得である。味的にも好みでお勧めのお店である。

器も感じのいいものを使っているし、早い時間だったのでマンツーマンで握ってくれて、色々なお話も聞けて楽しいひと時であった。

たつみ寿司 総本店
福岡市博多区下川端8-5
TEL 092-263-1661
11:00~22:00(L.O.21:30)
無休

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