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2011/04/03

桜も開花、春の飛鳥を電動自転車で散策「飛鳥資料館」「酒船石」「石舞台」「高松塚」他

まだ震災前に書いた内容が続くが、幸いにも災害を受けていない西日本が元気を出していかないと日本経済も立ち直っていかない。

まぁ、そんな大きなことを言ってもなんだが、今日は、昨日、春の飛鳥を電動自転車で散策してきたので書きたい。

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私は電動自転車は初体験。まだまだ老いる年ではないのでそんなもの要らないと思っていたが、飛鳥では自転車は電動に限る!と思った。意外に坂道が多くママチャリでは相当大変である。(赤い自転車が電動自転車)

飛鳥のエリアでは道幅が狭いところが多いし、観光スケールとしても自転車が適しているのだが、レンタサイクル屋さんに置いてあるのはほとんどが普通の自転車で、それも変速機が付いていない、いわゆるママチャリである。(上の写真の緑色のがそう)

今回、早めの時間帯だったから、運良く電動自転車(正確には電動アシスト自転車)が2台あったので借りることにした。これが大正解!急な坂道でも電動の威力で軽々と登ることが出来る。他のレンタサイクルを借りた人を見ると、登りきれずに降りて押している人も見かける。

さて、飛鳥の桜も満開に近かったし、天気も良かった半日の散策で行ったところを簡単に紹介したいと思う。

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まず向かったのは「飛鳥資料館」。まずは飛鳥についての基本知識を得ておこうと行った。ここは遺跡の発掘を行っている奈良文化財研究所の付属の資料館で、昔風に言えば国立(いまは独立行政法人)の施設である。

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国の施設に時々ありがちなのだが、展示方法がイマイチであった。古墳から出土した品々の精巧なレプリカなどを展示。庭には石造や遺跡の石造物が並べられており、飛鳥を一通り回ったような気持ちになる。(もちろん実物の展示もある)

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そのあと、蘇我馬子が建立した日本で最初の本格的寺院である「飛鳥寺」に立ち寄り、向かったのは「酒船石遺跡」。

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酒船石は小高い丘の上にあり、写真は亀形、小判形石造物のほう。斉明天皇の時代(7世紀中頃)のものらしい。見るには文化財保存協力金として300円かかる。観光ボランティアのおじいさんが詳細な説明をしてくれた。

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そして、こちらは「石舞台古墳」。飛鳥でも有名な古墳の一つで、蘇我馬子の桃源墓といわれている。

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桜が満開に近くきれいだった。

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そのあと向かったのは、これまた有名な「高松塚古墳」である。艶やかな色彩で描いた壁画で有名である。藤原京期(694年~710年)ごろに造られた終末期古墳であるが、古墳自体はきれいに復元されている。

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そして、キトラ古墳に向かったが、誰が埋葬されているかは未だよくわかっていないようだ。まだ整備途中で見た目は説明の書かれたパネルと保存のための仮設保護覆屋が見られるだけだ。

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最後に向かったのは「橿原神宮」。初代天皇とされている神武天皇を祀る神社で明治天皇により創建された。本当は4月3日に神武天皇祭がとりおこなわれる予定だったらしいが震災のため中止になっていた。

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こちらの桜もほぼ満開であった。以上、飛鳥では4時間強で回ることが出来た。電気自転車のおかげである。

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電気自転車のおかげで時間が余ったので、奈良市に向かう。残念ながら奈良国立博物館が次回展示のために休館だった。そこで氷室神社の桜(上の写真)を見て、

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その後奈良公園を散策。新しくなった「シルクロード記念館」で入場無料の「江上コレクション」を見た。内部は石鍋裕シェフのお店「クイーンアリスシルクロード」が大きなスペースを占めていた。16時前だったのだので残念ながら食事をする時間帯でなかったので、次回機会があれば行って見たい。

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