京都祇園のB級グルメ「壹錢洋食」はディープな空間で食べる元祖お好み焼き
京都の祇園といえば、言わずと知れた花街で高級店が軒を並べるところである。
そんな場所に「壹錢洋食」というB級グルメがあるのだが、私は大学時代を通じてなぜか食べた記憶がない。冬の京都散策のときに、ちょうど小腹が空いたので3時のおやつで食べるみることにした。
お店は外観や内部も含めて、かなりディープである。店先の置かれた喰太郎人形に始まり、店内にも女性のマネキンが、さもお客さんのように普通に椅子に座らされている。
壁にはご覧のような(あまりに過激なのでモザイクかけてます(^^;;)絵馬が一面にかかっている。
メニューも大きなものがテーブルに置かれているのだが、開くとご覧のように記述が……。遊び心に溢れている。もっとも好き嫌いはあると思うが。
さて、「壹錢洋食」とはWikipediaによると【水に溶いた小麦粉を鉄板で焼き、ネギなど乗せて焼いた鉄板焼き料理。 「一銭定食」、「壱銭焼き」、「キャベツ焼き」とも呼ばれる】と書かれている。ようはお好み焼きの元祖のようなもの?
お好み焼きがなぜ洋食??まぁ、昔はハイカラなソースがかけられていたものは何でも洋食だったようである。
半熟卵に牛肉、ねぎ、コンニャクなどが、生地の中に巻かれている。京風甘辛ソースが味のアクセントとなっている。これで630円である。
ちなみに、昔の一銭は、いまの600円ほどだったらしい?
こちらは妻が頼んだ「冷やしあめ」。しょうが湯に砂糖を溶かして冷やした飲み物のようである。
外国の観光客にも人気のようで、話のネタにはいいお店である。
壹錢洋食
京都市東山区祇園四条通縄手上ル
075-533-0001
月~土11:00~27:00
日祝10:30~22:00
無休
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