靱本町のスペインバスク料理のお店「ETXOLA(エチョラ)」はさすがの人気店でした
大阪でのスペイン料理のお店は、同じ靱本町にあるバル「スペインバル バレンシア」以来の紹介である。お店は家から歩いて数分のところにある。
石川・福岡・東京などでもスペイン料理のお店を紹介したことがあるが、バレンシア地方の料理のところが多かった。(といっても大体がスペイン全体の料理を出すところがほとんどだが)
「ETXOLA(エチョラ)」は昨年7月にオープンした比較的新しいお店である。オープン以来人気のお店で、多くのメディアなどでも取りあげられている。週末は予約が取れないほどである。実は私も、Meetsで大きく取り上げられていたのを見て行きたくなったのである。
今回、初めてバスク地方の料理ということでわくわくしながら出かけてきた。
バスク地方とはスペイン北東部のフランス国境に位置している。バスク地方の都市サン・セバスティアンは人口当たりのミシュラン☆付き店の数が世界一だそうで、これは期待しないほうがおかしいだろう?
新しいお店ということもあるが、外観、内部ともきれい。オープンキッチンの内部も手入れが行き届いている。1月の3連休の訪問であったが、スタッフは5名でカウンターとテーブル席24席ほどで切り盛りしていた。
スペインワインを飲みながら食べたのは、まずは「炭火焼野菜のミルフィーユ ロメスコソース(1,500円)」。
ビジュアル的にも豪快だが、比較的大振りな野菜(パプリカ、ピーマン、ニンジン、なす、万願寺とうがらし、アスパラ、太い白ねぎなど)が、まさにミルフィーユのように重ねて盛られている。ロメスコソースはトマトとナッツベースのソースで酸味があり焼野菜に合う。
ただ、空気に触れる面積が大きいためか、下のほうの野菜は食べるころには少し冷めてしまうのがたまにキズかな。おっと!これは決して不満ではなく、それだけ量が多いということですよ!
そして「氷見産ブリの炙りと茹で野菜のサラダ(1,500円)」。脂の乗った寒ブリが軽く炙られることによって旨みが増す。
調理の様子を見ていると、各々の料理には、最後に白ワインビネガーをかけることが多い。そのため意外と酸味がきいたソースである。
メインは「淡路産鯛のドノスティア風(2,500円)」を頼んだ。本当はMeetsに紹介されていた「タラのピルピル」を食べたかったのだが、残念ながらタラの入荷がなかったそうで次回のお楽しみということに。ドノスティアとはサン・セバスティアンのバスク地方での呼び方で、こちらも大ぶりの鯛の身とワインビネガーの酸味とニンニクがきいて美味しかった。
最後の締めのご飯は、バスク料理の特徴でもある煮込み料理。ご飯料理で「アサリご飯(小2,000円)」。パエリアとはちょっと違う、まぁ、リゾットかな?
当然パエリアに比べると具も味もシンプル。でもお米の煮込み具合、味の染み具合が良かった。やはり最後にかけるワインビネガーの酸味がアクセントかな?
スペインのバスク地方の美味しい味を楽しめるということで貴重なお店である。次回はタラのピルピルを食べたいと思う。
スペイン バスク料理「ETXOLA(エチョラ)」
大阪市西区靱本町1-4-2
プライム本町ビルディング1F
TEL 06-6136-3824
11:30~14:00
17:30~24:00
日曜休
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