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2010/11/02

東大阪荒本にひっそりとある「蕎麦 伊呂波(いろは)」は室礼もよく、静かに本格蕎麦を楽しめる

いや~、こんなところに本格蕎麦を楽しめるお店があったとは知らなかった。

というか、よくこんなところに本格的な蕎麦屋を作ろうと思ったのか不思議である。通りに面しているわけでもなく、人が集まるような場所が近くにあるわけでもなく…イオンが近くにはあるが…、どう考えても適しているわけではない。

蕎麦の味に相当自信があるのかな?といった期待を抱きつつ伺ったのは、東大阪の荒本駅に比較的近いマンションの1階にある「蕎麦 伊呂波」というお店である。

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外観も、割烹のお店かと間違うほどの雰囲気。知らないとなかなか入りにくい感がある。もっとも、この場所に店を構えるということは一見さんを期待してのものではないことは明らか!?

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内装の室礼もいい。落ち着いて食べられそうである。蕎麦はやはり落ち着いたところで食べたいものの一つである。

品書きは、ざるそば・かけそばが一番安く700円。特にランチメニューというのはなく…あとで気がついたのだが、お店自体が夜はやっていない(^^;;…基本は蕎麦のみで勝負しているようだ。

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私が頼んだのは、「湯葉汁蕎麦(1,050円)」。鴨汁蕎麦がこちらのお店のウリだそうだが、鴨肉は食べられないので、これにした。でも、京都ならありそうだが、大阪では湯葉汁蕎麦があることは珍しいのではないだろうか?

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蕎麦は二八ではなく、九一だそうだ。麺自体は短め。このあたりは汁につけることを考慮しているのかもしれない。

蕎麦は、Webで調べたら福井産を使っているようだが、煎った9月の時点ではまだ新蕎麦ではないだろう?どこの蕎麦かな?暖かな湯葉汁につけるので蕎麦の香りを楽しむ蕎麦ではないが、少し甘めで柚子の香りがほんのりとする汁との相性はよかった。

ちなみに、原陵郭の黒七味が添えられていた。(下の写真)

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蕎麦だけでは足りないと思い、おにぎりを頼んだが、炊き立てのご飯を俵型に握ってあり、味付け海苔を手巻きで巻いて食べるおにぎりであった。

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他の人が食べた「田舎蕎麦(800円)」がこちら。挽きぐるみかな?蕎麦の香りがしてきそうである。ちなみにこちらは4~9月限定。9月一杯で今年は終わりのようである。

蕎麦 伊呂波(いろは)
東大阪市荒本2047-2
カーサ・エスパシオ1F
TEL 06-6785-5680
11:00~17:00
売り切れ次第閉店
月曜と2・4火曜休

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