靱公園横のイタリアンリストランテ「ローザネーラ (ROSANERA)」の人気の秘密
イタリア料理のお店には時々出かけるが、なかなかリストランテには行くことが出来ない。
トラットリアやピッツァリア、バールは手頃な値段で楽しめるが、何だかんだ言っても、リストランテになると値段も高くなるからだ。
そんなリストランテであるが、今日紹介する「ローザネーラ(黒い薔薇という意味)」は、過去に2度ほど予約を入れるも満席ということで断られたことがある。
「ローザネーラ」の有藤シェフはマーブル・トレを経て2007年に独立した。
予約を入れて行きカウンター席に座る。オープンキッチンなので、料理を作るのを見ながら楽しめる。厨房には5名。フロアにも同数ほどスタッフを抱える大きなお店である。ソムリエも居るし、パンも自家製。スタッフの会話はイタリア語という本格的なレストランテである。
飲み物はソムリエに今日の料理にあわせて出してもらったのが、こちらのワイン「ガビ」。そのあと、グラスで赤を頼んだ。それだけ美味しい料理だったということ。
フォカッチャも美味しかった。
料理はコースを頼むことにしたが、「ローザネーラ」ではコースは5,000円から千円刻みで頼むことが出来る。基本は前菜3皿、パスタ2皿、メイン、ドルチェだそうで、価格の違いは素材の違い(もちろん、素材によって料理は違う)らしい。
私たちは今回一番ベーシックなコースを頼むんだが、これで十分満足できる内容であった。
まず出されたのは、「トマトと山陰沖で獲れた赤いかをジェノバソースで」。赤いかが甘かった。
2皿目は「サンマの酢漬け、茄子のマリネ、淡路産玉ねぎのフリットのせ」。行ったのが7月最終日だったのだが、この時期のサンマとしては脂が乗ってとても美味しかった。
3皿目は「タコと野菜のグリル、バーニャソース」で、タコの弾力があるがちょうどいい噛み具合がよかった。野菜もグリルすることで、甘みと旨みが引き立つ感じだ。
そしてパスタに移る。1皿目は「夏野菜のトマトソースのスパゲッティ(フェデリーニのように少し細かった)」。いい感じでした。
2皿目はオリキエッテだが、ソースは聞いたが忘れてしまった。(^^;;
どちらのパスタも、ワインによく合う味になっていた。
そしてメインは富山産のコチを使ったもの。こちらもソースの種類は忘れてしまった。でも美味しかったです。
最後のドルチェはティラミスと、バニラアイスだったかな?(^^;;
最近、料理の説明を聞いても忘れることが多くなった。
サービス、料理のクオリティ、ワインの品揃え、そしてコストパフォーマンスも含めて満足の行くお店であった。人気の秘密の一端が垣間見えた気がする。
ローザネーラ (ROSANERA)
大阪市西区京町堀1-8-11
ラクメンビル1F2F
TEL 06-6445-9615
18:00~23:00(L.O)
土日12:00~14:30(L.O)
18:00~21:30(L.O)
月曜休
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