大阪堺にある老舗の有名グルメ紹介「ちく満」のせいろそばと「かん袋」のくるみ餅
堺に行き、お昼に何を食べようと思案。結局行ったのは「ちく満」という蕎麦屋さん。
1695年創業の老舗で、場所は「千利休屋敷跡」のすぐそば。
こちらのお店はちょっと変わっていて、メニューは「せいろそば」のみ。蕎麦屋さんのメニューでよくある出し巻き、天ぷらなどは一切置いていない。
真夏の日曜日であったが、メニューはそれしかないので、せいろそばを注文。量が一斤と1.5斤を選べるが、ようは普通と大盛ということ。
名前のとおり、せいろで蒸された蕎麦を、タマゴを入れた濃い目の熱いダシにつけて食べるのだ。確かにあまり見かけない蕎麦だと思う。(本当は卵を割って入れて溶き玉子にしたあとでダシを注ぐのが正式らしい(^^;;)
個人的には、ノド越しで食べる蕎麦の風味を楽しみたい私としては、ちょっと?な蕎麦ではあったが、広い1階と2階がお昼時は満席になるほどの人気店で、1695年から続いているということも考えると美味しい蕎麦なのだろう?
蕎麦を食べ終わった後、「かまくら」とお店の人が呼ぶ蕎麦湯が運ばれていくる。この辺りはやはり蕎麦屋さんだな?と思う。
ちく満
堺市堺区宿院町西1-1-16
TEL 072-232-0093
10:30~21:00
月曜休
さて、お腹がふくれた後といえばデザート。「ちく満」の近くにある超有名なスイーツのお店「かん袋」。くるみ餅が有名で、堺の名物和菓子の一つである。
「かん袋」も先ほどの「ちく満」以上の老舗で、何と!鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)に和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたということである。その後、豊臣秀吉が「かん袋(紙袋)」にするよう名付け親となっている。凄いお店である。
くるみ餅は、名前からすると中に「胡桃」でも入っていそうだが、そうではなく、餅を餡くるんでいるところから名前が付けられている。持ち帰りが可能なので、お使い物などで頂いて食べることが可能。
しかし、店内でのみ食べられるのが、「氷くるみ餅」である。「氷くるみ餅」はくるみ餅の上にカキ氷がたっぷり盛られたもので夏に人気の品である。冬でも食べられるそうだが、やはり食べるなら夏である。
氷を食べると、くるみ餅が顔を出す。そんなに甘くない。甘いものをそんなに食べない私も、これなら何杯でもいけそうだ。
かん袋
堺市堺区新在家町東1-2-1
TEL 072-233-1218
10:00~17:00
火・水休(祝日の場合変更)
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