靱公園のスペインバル「スペインバル バレンシア」でお手軽バレンシアトリップ
靱公園は大阪でも緑が多い場所で、散歩にはもってこいのエリアである。
今日紹介する「スペインバル バレンシア」の場所は、前に私のブログでも紹介した「ラ・ヴェルデュール・デュ・ヴェトナム」というベトナム料理のお店だった。
貴重なお店だっただけに残念であったが、新しく出来た「スペインバル バレンシア」は、そのお店を居抜きで受け継いでいる。スペイン料理も色々あるが、お店の名前から察するにバレンシア地方の料理を食べさせてくれお店かな?
バレンシアといえばオレンジをイメージするが、地中海に面したバレンシアは魚介類に恵まれ米料理の代表であるパエリアも、この地方が本場。特にアロス・ネグロ(arros negro)というイカスミのパエリアが美味しい。
さて夕方にぶらぶらと歩いて靱公園に向う。この道は買い物に何度も歩いた道。公園の緑が続き、大阪の街の中でも歩いていて気持ちがいい界隈の一つである。
バルらしく開放感あふれるお店で、黒板メニューもずらり。いい感じである。
まずはスペインのスパークリングワイン「カバ」を一杯。コペルト代わりに出されたのは、フランスパンに生ハムのせ。
そしてTAPASとして頼んだのは、まずは「ガシラのカルパッチョ」と、
「スペイン産シラスウナギのサラダ」。日本では珍しいシラスウナギ。TAPASは380円のお手頃値段である。小さな皿なので1人前と考えたほうがいいだろう。
こちらは「タイの子のプロバンス」。名前にプロバンスが付いているので煮込み料理だろうと思ったらそうであった。
お次はスペインのワールドカップ優勝でも有名になったタコを使ったアヒージョ「タコのガルシア風」。大粒のタコの切り身がごろり。柔らかくてニンニクがきいて熱々で美味しい。
皮付きヤングコーンはローストで。コーンのひげが上品な甘みで良かった。
その後、黒板メニューにあった「ヤリイカと野菜のアホ」というのが気になったので、お店の人に聞くと、アホとはスペイン語でニンニクのことらしい。アヒージョもニンニク風味という意味で、やはりスペイン料理はニンニクが決め手の料理だな!?
そして締めはやはり「イカスミのパエリア」である。一人前から作ってくれるのがうれしい。普通のパエリアにはレモンを絞って食べるが、このイカスミのパエリアにはバレンシア地方の名物料理らしくオレンジと一緒に食べる。いいですねぇ~!?
イカスミのパエリア自体はたぶん初めて食べると思うが、とても好きになった。
ワインは、カバ、白、赤(妻はサングリア)、各一杯を飲んで、紹介した料理を食べてお勘定は9,000円弱。さすがバルである。
美味しい料理と酒を手軽に食べて飲んでこの値段はうれしい。
スペインバル バレンシア
大阪市西区靭本町1-15-14 1F
TEL 06-6479-1887
11:30~24:00
無休
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