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2010/04/30

野菜使いが秀逸!粋な料理のセンスが光る、割烹「西心斎橋 ゆうの」はお勧めのお店

また一つ、大阪の和食のお店でいいお店を知ることとなった。それは西心斎橋にある「ゆうの」である。

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「西心斎橋 ゆうの」のご主人柚野克幸さんは、法善寺にある老舗割烹(聞かなかったが、き川さんかな?)で技を磨き、前に紹介した「八百屋の飯屋 びわとも」で料理長として野菜に関しての目利きを学んでいる。

満を持して2年前に「西心斎橋 ゆうの」をオープンさた。ここは地野菜の伝統野菜と新鮮な魚介を使った、粋な料理を食べさせてくれるお店として、TVや雑誌に頻繁に取り上げられるようになってきたのである。

私たちが行ったのは土曜日。当日の予約だったために20時過ぎの予約となった。

お店に入ると、一枚板のカウンターと、オープンキッチンが目に飛び込んでくる。板場で働く柚野さん他2名の仕事ぶりを眺めながら美味しい料理に舌鼓をうつことが出来る。

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この日は遅い時間だったので、ゆっくりと柚野さんとも話をしながら楽しいひと時を過ごすことが出来た。

こちらのお店は基本はおまかせ懐石が主体で、私たちが頼んだのは「おまかせ懐石(6,800円)」。しかし、常連さんは気ままに単品も頼んでいるようである。

先付けは2品。

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まずでされたのは、「青柳とネギのぬた」と、

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「白和え」である。

両方とも、野菜の旨みを引き出し、さらに野菜を邪魔しない味付けがなされており、最初から期待を持たせる料理であった。残念ながら野菜の産地も色々聞いたはずだが、忘れてしまった。(^^;;

006_2 お造りは、マグロのヅケ、つぶ貝、鯛、さより、そして、イカは皮を残してさっと湯引きしている。皮と身の食感の違いと、身の甘みも感じられてよかった。刺身醤油の右に見えるのは煎酒である。日本酒に梅干と花がつおを入れて煮詰めたもので、江戸時代からある古い調味料である。実は私も三河屋さんのものを家で普段使いしている。

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椀物は「明石産キスと地野菜」。こんなに旨みがあって味のしっかりしたキスを食べたのは初めてかもしれない。ダシが決めてだと感じる。

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炊き合わせは、旬の筍を使ったもの。少し酸味のある餡がかかっている。

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途中で、湯葉が出された。これをかけると、また違った味を楽しめた。

焼き物と揚げ物は、珍しく多種が八寸のように盛り合わせで出された。

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稚鮎、金目鯛、そら豆、つぶ貝、ホタルイカの燻製などで、どれも一手間かけた物になっていて、酒がすすむ。(笑い)

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締めのご飯は、人数分をその都度、土鍋で炊いたもので、艶が違う。もちろん旨さも最高!お味噌汁もお漬物も本当に美味しかった。

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こちらはデザートのフルーツ盛りである。

お酒も料理に合った日本酒や、ワインの種類も豊富。野菜と上品な味付けの料理が主体なのでワインにも合うかもしれない。

最近、和食のお店で「当り」のお店が多くなってきた。和食好きの私にはうれしい。また来たいと思わせてくれるお店の一つである。

西心斎橋 ゆうの
大阪市中央区西心斎橋1-10-35
TEL 06-6281-3690
17:00~23:00(L.O.22:00)
月曜休

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