魚介料理イタリアン、新町「トラットリアパッパ」はまさになにわイタリアンのお店でした
西区の新町に面白いイタリアンのお店があるということで行ってきた。
場所は、阿波座の交差点からなにわ筋を下り一本入ったところ。
今日紹介する「トラットリアパッパ」は魚介料理イタリアン。肉料理がないという、肉が苦手な私にとっては飛び上がって喜んでしまうお店である。
お店の中に入ると、「トラットリアパッパ」の個性が見えてくる。壁には個性的なアートが飾られ、キッチンはオープンで、一枚板(L型なので正式には2枚だが)のカウンター、そしてカウンターの上には鮨屋に行ったときに見かけるようなネタケースが置かれ、色々な魚介が入っている。
帰ってWebで調べると、アートは大阪出身のアーティスト、TALAさんのもの。個性的なアートで観ているだけで楽しめる。
そして、一般的にイタリアンのお店というのはBGMは気にならない音量で流しているものだが、「トラットリアパッパ」では大音量で音楽が流れているのだ。はっきり言ってうるさく感じられるくらいで、隣の妻と話をするにもそこそこ大きな声で話をしないと聞き取れないくらいだ。
この理由もお店のホームページには書かれているが、「大音量だと声を大きく出さなきゃ聞こえないし、活気も出ます。ご来店いただくお客様も大きな声で話をしなきゃならないので、声に張りが出ます。」ということらしい。なるほど!こんなのもアリだと思う。
冒頭も書いたが、こちらのお店は肉料理がないので安心して「おまかせ」で頼むことが出来る。コースは3,800円、5,500円、10,000円の3種類。実はとある記念日に行ったのだが10,000円はさすがにオーダーできず5,500円のコースにした。(^^;;
ワインは、スプマンテ(1,000円)のあと、ピノ・ビアンコをフルボトル(6,600円)で頼む。さっぱりすっきり系のワインで料理の味を引き立ててくれた。
さて、コースの料理を順番に紹介していきたい。
まずは、冷製の前菜(アンティパスト)。「鯖の炙り、秋ナスのマリネ」である。ナスのマリネとは変わっているし、鯖も脂がのっていて身も厚く美味しかった。
続いても冷製の前菜で、「4種類の魚介のカルパッチョ」。左上から、つぶ貝、サザエ、鯛、カツオである。各々味が違って美味しかった。
この後、サンマを丸ごと一匹使った温製の前菜。ソースは内臓を使って苦味をうまくアレンジしていた。
そしてプリモのパスタは、「子持ち鮎と豆苗の自家製キターラ」。こちらも美味しかった。麺はなんとなくチキンラーメンを思い出してしまった。(^^;;
メイン(セコンド)は「甘鯛のロースト」。こんがりローストで皮もサクサクソースとの相性もばっちりであった。
最後のデザート(ドルチェ)は、18種類の中から何種類でも選んでok!
私は「エスプレッソとチョコレートのタルト、洋梨とカシスのムース、ラムレーズンのジェラート」の3種類。妻のほうは「プリン、くるみのジャラート、ラズベリーのソルベ」である。
「トラットリアパッパ」の料理は、お店の派手さとは違って、どちらかといえば上品で落ち着いた味付け。飽きの来ない味で好感が持てる。お勧めのお店である。
こちらのオーナーは、お店の前にはバールも経営しているようで、今度行ってみようと思う。
トラットリアパッパ
大阪市西区新町2-3-9
センユー四ツ橋1F
TEL 06-6536-4188
11:30~14:00
17:30~21:00(L.O.)
日曜、第3月曜日
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