大阪での讃岐うどんの超人気店、千日前「釜たけうどん」のちく玉天ぶっかけと釜玉うどん
大阪のうどんについては、私も色々紹介してきたが、どちらかといえば、柔らかい麺の大阪うどんに力点を置いてきた。やはり、大阪では地元のうどんというわけである。
しかしながら、うどんそのものとしては、コシの強い讃岐うどんも個人的には好きである。
今日は大阪にあって、讃岐うどん界の先駆者的立場に居るであろう「釜たけうどん」に行ってきたので書きたいと思う。
「釜たけうどん」については、多くの雑誌やTV、それにWebなどでも取り上げられているので、あまり詳しいことは書かなくてもいいと思うが、とりあえずお付き合い願いたい。
私のブログでも高松に出張に行ったときには、何度も讃岐うどんのことを書いたが、讃岐うどんについて、少しおさらいをしておきたいと思う。
讃岐うどんの定義としては以下の6つが定められている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
・香川県内で製造されたもの
・手打、手打式(風)のもの
・加水量 - 小麦粉重量に対し40%以上
・食塩 - 小麦粉重量に対し3%以上
・熟成時間 - 2時間以上
・ゆでる場合 - ゆで時間約15分間で十分アルファ化されていること
以上の6つである。ただし「この条件は、讃岐うどんとして「名物」「本場」「特産」などを名乗る場合にのみ適用される」とあるので、「名物」や「本場」とうたわなければ、「讃岐うどん」の呼称は使用していいということである。
一般的には、コシが強く「ぶっかけ」や「釜揚げ」「生醤油(きじょうゆ)」「釜玉」などの冠をつけたうどんのことをいうのではないかと思う。
さて、私が「釜たけうどん」で食べたのは、「釜玉うどん」にちくわ天をつけたものである。(750円)
麺は太めで、コシも強い。讃岐の本場でも強いほうだろう?ただ、香川で同じものを頼んでもセルフのお店では300円ほど。セルフでないお店でも400円強の値段だろう?この辺は、大阪のショバ代値段かな??
妻のほうは「ちく玉天ぶっかけ(750円)」。こちらのお店が「ちく玉天ぶっかけ」の元祖だそうだ!?
香川のほうでは、ぶっかけうどんを頼み、天ぷらは各々お好みでトッピングするのだが、それをセットにして「ちく玉天ぶっかけ」というネーミングをつけたのである。
太くてコシの強いうどんは、釜あげより水で締めたほうが美味しいかな?
釜たけうどん
大阪市中央区難波千日前4-20
TEL 06-6645-1330
11:00~16:00(売切れ次第終了)
月曜休
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