久しぶりの伊勢神宮参りで日本人の心に触れる&鳥羽散策「鳥羽水族館」「ミキモト真珠島」
最近、なかなか土日連続で休むことが出来なかったが、7月の3連休は久しぶりに休むことが出来たので伊勢・鳥羽方面に日帰り旅行をした。
昔名古屋に住んでいたころ仕事で三重県を担当していたこともあって、伊勢も鳥羽も何度となく訪れたことがある。
だが、14,5年ほど前に家族で行って以来の再訪で、それも日帰りの駆け足旅行だったために、志摩までは足を伸ばすことが出来なかった。
近鉄特急で難波から1時間45分。伊勢市駅で降りて、まずは伊勢神宮(正式にはただの「神宮」ということである)の外宮に歩いて向う。しかし、神宮に向う通りは3連休にもかかわらず寂しい。
まぁ、伊勢神宮のことについては、私があえて書く必要もないと思うが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「伊勢神宮(いせじんぐう)は三重県伊勢市にある神社。神社本庁の本宗(ほんそう)とされ、正式名称は神宮。ほかの神宮と区別する場合には伊勢の神宮と呼ぶ。神階が無く、また明治時代から戦前までの国家神道における近代社格制度で別格とされたため、格付けはされない。」と書いてある。
全国に神社は約8万社あるといわれているが、伊勢神宮は別格扱いされていて、そのため一般の神社にある「しめ縄」「こま犬」「鈴」がない。それに「おみくじ」もないのだが、これは伊勢神宮に来るだけで大吉と考えるからだそうだ?
ちなみに「外宮」は豊受大神宮として豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭り、「内宮」は皇大神宮として、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭っている。
上は、外宮の正宮であるが、中に入っての写真撮影は禁止。破るとバチが当る!?
その後、内宮に移動。伊勢神宮では神宮式年遷宮ということで、本殿などは20年ごとに建て直される。社殿の清浄さを保つためという目的もあるが、建築技術の伝承などの理由もあるとされる。
さて、その後、鳥羽市内に移動して、まず行ったのは鳥羽水族館で、私はこう見えても水族館見学が好きなので、全国色々な水族館を見ている。
鳥羽水族館は1955年オープン。現施設は1990年にこの場所に移転してきたときに建てられたもので、それ以来通算5000万人を超える入場者数を誇り、これは全国1位の数字である。
日本発のラッコ2世が誕生した施設でも知られ、ジュゴンの世界一の飼育記録も現在更新中。他にスナメリなどの希少海洋生物の保護・育成にも力を入れている。
そして、鳥羽水族館のすぐそばにある「ミキモト真珠島」に移動。1893年に御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功したところを美術館などの観光施設にしたところ。
島内では、昔ながらの海女の実演なども見ることが出来る。
駆け足での伊勢・鳥羽の旅であったが、久しぶりに行ったので懐かしさも手伝って楽しめた。
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