サントリー山崎蒸溜所見学。ここでウイスキーの奥深さを知る
ウイスキーの蒸留所へは、過去に小樽や仙台などで行ったことがあるが、どちらもニッカウヰスキーの蒸溜所である。
今回訪れた「サントリー山崎蒸溜所」は、関西に住むことになって、やっぱり行っておきたいところであろう。
ウイスキーの蒸留所というと、山深いところにあるのかと思うが、サントリー山崎蒸溜所はJR山崎駅から歩いて10分くらいのところにあり、非常に便利である。
見学は無料で、当然のことながらシングルモルトウイスキーがタダで飲める。前日に予約を入れて早めに行くと、当初14時の予約だったが土曜日だということもあり、13:30に臨時の見学ツアーがあるということであった。で、そちらに変更してもらったのだが、これが正解であった。
14時のツアーは大人数であったが、13:30のツアーは10人ほどで、ゆったりとまわることが出来たのだ。
実際の製造を見てまわる時間は30分ほど。仕込→発酵→蒸溜→貯蔵庫という流れでまわるのだが、ウイスキーの製造工程は、見た目は比較的シンプルで、写真撮影もどの場所でもOK!たぶん、目に見えないところでノウハウが色々あるのだろう?
「仕込み(写真左上)」の工程で、山崎の名水と二条大麦を混ぜる。その後発酵工程を経て「蒸溜(写真右上)」工程。蒸留はウイスキーの場合は2回行う。山崎蒸留所では、形状の違う溜釜によりタイプの異なる多彩な香味のモルト原酒をつくりわけている。
その後、樽に詰めて「貯蔵(写真下)」するわけだが、貯蔵庫も特に空調により温度管理をしているわけではなく、自然に任せてウイスキーが熟成するのを待つのである。あとは時が黄金の雫をもたらせてくれるのである。
一通り見学も終わり、最後はお楽しみの試飲である。
こちらでは、シングルモルトウイスキーの山崎12年と白州12年を飲ませてくれる。水割りかソーダ割りを選べる。飲む水も仕込み水で使われる山崎の名水である。
山崎と白州の違いも意外にはっきりしていて、白州のほうが個性がはっきりしている感じだ。
そして最後に、併設している売店で下記のものを買った。
やはり蒸留所でしか買えないものがいいということで、「山崎蒸留所樽出原酒12年」の190ml瓶(写真右)。スペインから取り寄せたシェリー酒の空き樽を使って貯蔵したシングルモルトウイスキーで、赤みがかった琥珀色をしていて、少し甘みを感じる香りで濃厚な舌触り。度数は54度もある。飲みすぎ注意である。
あとは、シングルモルトウイスキーの山崎蒸留所ボトルと、山崎の名水で作られたプレミアムソーダ。それに写真はないがウイスキーの香りが染み込んだ樽材チップで燻製された「鮭とば」などである。
1時間半ぐらいで色々な楽しみがある蒸留所の見学ツアー。ウイスキー好きにはたまらないだろう!?
サントリー山崎蒸留所
大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
予約 075-962-1423
電話受付時間
9:30~17:00
年末年始・工場休業日(臨時休業あり)
10:00から毎時見学ツアー開催
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コメント
お肉屋さん
お久しぶりです。
私はウイスキーは、そんなに飲むほうではないのですが、たまにはいいですね!
アイラ島には私も行ってみたいです。
投稿: あさぴー | 2009/07/12 17:44
あさぴーさんご無沙汰です。
僕もシングルモルトは好きで、蒸留所見学は行ってみたいと思っていました。
僕はニッカが好みなのですが、やはりどちらも行ってみたいと思っています。
夢はスコットランドの蒸留所巡りです。
投稿: お肉屋 | 2009/07/12 12:48