来年遷都1300年をむかえる日本人の心の街「奈良」で愉しむ休日
大阪から奈良へは、難波より近鉄で540円。45分ほどなので、日帰りツアーにはちょうどいい距離である。
こどもの日の5月5日、あいにくの雨の日であったが、ふらっと出かけてきた。下調べも何もせずに出かけてので、まず近鉄の駅で地図を手に入れ、東大寺に向けて歩く。
途中、興福寺に立ち寄る。興福寺は藤原鎌足と子息の藤原不比等ゆかりの寺で、藤原氏の氏寺でもある。
そのまま奈良公園の中を通りながら、かわいい鹿に何度も出会いながら、東大寺に向う。小腹が空いたので、参道に売っていたおかきを購入して食べる。
そしてご存知「大仏殿(正式名称は東大寺金堂)」を見学。
久しぶりに見る「奈良の大仏」は、やはり魂を揺さぶるものがあった。正式には「東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)」といい、「銅造盧舎那仏坐像」の名で国宝に指定されている。
ただ、現存のものは、ほどんどは中世・近世に修復されており、天平時代に作られたオリジナルが残っている箇所は台座、腹、指の一部なのだそうだ。
その後、同じ東大寺にある「お水取り」で有名な二月堂へ移動。こちらの建物も国宝に指定されている。
この後、雨が本降りになってきたので、奈良国立博物館に入り、平常展を見学。この日、こどもの日は入場料が無料であった。ラッキー!
奈良国立博物館は仏教美術に関する収集では、国内随一で、最近ブームになっている仏像について学ぶなら最適な場であろう!?毎年秋には「正倉院展」が開かれるので、そのときにはまた来たいと思っている。
個人的にも歴史に興味があるので、京都や奈良が日帰りで行けるのでうれしい。
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