広島銀山町の居酒屋「なわない」はわかりにくい場所で隠れ家的人気のお店
久しぶりの広島での夜食。最近不景気で流川も人通りが少ない感じがした。
広島に着いて、まずはWebで夜食べるところを探す。見つけたのが今日紹介するお店「なわない」である。
ブロガーの方も書かれている内容を見ると、手ごろな値段で美味しい酒と肴を楽しめるということだったので行くことにした。
地図を頭の中に入れて、ホテルから歩いて行くも、なかなか見つからない。住所にもビル名など書かれていないので、電話でナビしてもらいながらお店に到着。わからないはずである。ビルとビルの間の路地を入って地下に降りたところにお店はある。
前に紹介したことがある「獨楽」もそのような場所にあるお店であった。
お店に入ってカウンターの席に座る。お店そのものは古く、一昔前の民芸居酒屋のよう?店内は平日であったがテーブル席は満席。カウンターには先客は一人であったが、その後2名の客が座った。やはり人気のお店だということがわかる。
こちらはお通し。
座って早々お店の人にお勧めを聞くと、本当は鰯が美味しいそうだが、この日はいいのが入っていないということで、黒板メニューから選ぶことにした。
まずは変わった名前であるということで注文した「夜鳴き貝」の刺身。「夜鳴き貝」とは巻貝の一種だそうだ。
出てきてまず一口食べてピンと来たのが、能登のようで取れる「赤西貝」である。聞くと「違う」ということであったが、帰ってWebで調べると、やはり「夜鳴き貝=赤西貝」のようである。
もっとも、赤西貝は能登だけの呼び方みたいなので、知らないのも無理は無いか!?ちなみに、一般的には「ナガニシ貝」と呼ばれているらしい。広島では「夜鳴き貝」と呼ばれているらしいが、なぜ「夜鳴き貝」と呼ばれているのかは聞き忘れた。(^^;;
刺身そのものは、こりこりして甘みのある貝だったので美味しかった。
お次に頼んだのは「鯖の酒盗干」。最初出てくるまでは福井のへしこのようなものが出てくるのかな?と思っていたが、立派な鯖の切り身であった。
いい塩梅で漬け込まれていて、辛くも無く、酒盗の旨みも加わって酒のつまみには最高の一品であった。
そして、「穴子の白焼き」を頼む。こちらは身が細く脂のノリはイマイチ。
あとはポテトサラダを頼むが、こちらは美味しかった。
以上食べて、生ビールと焼酎一杯飲んで4,800円也!行く前に「安く飲み食べできる」という紹介文が頭に入っていたからかもしれないが、「思ったより安くないなぁ?」という印象であった。
もっとも、料理のクオリティからすれば平均的な価格設定だと思うが……。
あと、気になったのは、店のオーナーと思しき人がカウンターで客と話をしながらビールや日本酒をずっと飲んでいた。個人的にはちょっといただけない気がした。
なわない
広島市中区銀山町12-11B1F
TEL 082-248-0588
18:00~24:00
日曜休
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