古式切り麦製法で作られるコシのある細いうどんが特徴「能古うどん 長尾本店」
今回も福岡のうどんのお店の紹介である。いやはや、さすが、うどん発祥の地「博多」のうどんは奥が深い!
一口に博多うどんといっても、通り一遍等で画一的なうどんではなく、実にバラエティに富んでいる。
今日は、城南区長尾にある「能古うどん 長尾本店」というお店を紹介したいと思う。
「能古うどん」とは、古式切り麦製法といわれる細く切られたうどんで、一般的な博多うどんと違い、コシがあって、どちらかといえば、手延べで作られた稲庭うどんや氷見うどんに似ている。
そうそう!10日ほど前に紹介した「大地のうどん」に似ている感じがする。
11月末の日曜日、買い物ついでに立ち寄った「能古うどん 長尾本店」。着いたのは13時ちょうどであったが、満席の客で15分ほど待たされた。やはり人気のお店だ。
色々メニューはあったが、こちらのお店はセットメニューが色々あり、私が注文したのは「鯛めしセット(890円)」。
わかめうどんに鯛めしと小鉢がセットになっている。鯛めしの味もそこそこしっかりと味がついていて好みであった。「つけ麺(冷・温)」「ぶっかけ(冷・温)」「だし汁」から選べるのもいい。
まず、うどんを一口食べる。ツヤがあって稲庭うどんや氷見うどんのようなノド越しで美味しい。ダシも塩分控えめで上品なお味で好感が持てる。
妻のほうは、「かしわごぼうセット(820円)」。ごぼ天とかしわ飯が付いている。ただごぼ天はあらかじめ揚げてあったもので冷たかったのが残念。
値段的には少し高めの設定だが、バランスのいいうどんで、人気があるのもうなづけるお店であった。
能古うどん 長尾本店
福岡市城南区長尾3-8-1
TEL 092-553-1040
11:00~22:00(L.O.21:30)
年末年始(1/31 14:00~1/2迄)休
| 固定リンク
「 福岡(うどん・そば)」カテゴリの記事
- 博多うどんのお店の中では個性が光るうどんを食べさせてくれる「大地のうどん 博多駅ちかてん」(2016.02.20)
- 博多駅近く「うどん処 十金(ときん)」はのど越しのいい博多うどんを食べさせてくれる人気店(2015.10.20)
- 久しぶりの博多駅前ランチ事情番外編「うどん屋 米ちゃん」でごぼ天うどんと宮崎名物「チキン南蛮」(2013.11.18)
- 博多駅前ランチ事情出張番外編「手打めん房 良寛」「ぶあいそ博多住吉通り店」(2013.12.02)
- 色々な種類のうどんを楽しめる西日本のうどん文化。香川(讃岐)・博多・大阪・小松・氷見・京都・伊勢+稲庭・きしめん(2013.05.20)
コメント