渡辺通り「やま中 本店」は鮨屋だがつまみの種類がめちゃ豊富！酒がすすむお店でした

渡辺通りから薬院方面に入ったところにある「やま中 本店」は福岡でも、一二を争うほど有名なお店である。

有名人も多く利用するというお店で、建屋の設計は、何と！磯崎 新である。磯崎 新といえば、石川県でも加賀市片山津の「中谷宇吉郎 雪の科学館」や、福岡県でも多くの設計を手がけている世界的な建築家である。

外観はコンクリートの打ち放しで、見た目はとても鮨屋だとは思えない。

中に入ってびっくり！めちゃ広い。カウンターだけで20名弱は座れるし、テーブル席が５つで20名。それに2階にも座敷があるようだ。内装や照明も磯崎新氏が手がけたのかどうか？ハッとするような壁と照明。カウンターはヒノキである。

また、そこで働く人の多さも半端じゃない！カウンターの中だけで7名の板さんが働いていた。

顔が半分写っていないが、真ん中が大将の山中さんである。

実は博多の鮨屋さんには、二通りあって、一つは私がこれまで紹介してきたお店のように、基本は鮨で、酒のつまみはそんなに種類がないところ。そしてもう一つが、今日紹介する「やま中」のような、割烹顔負けにつまみが豊富なところで、鮨は若干脇役のお店である。

「やま中」は後者のほうで、私がいつものパターンでおまかせで頼んだはいいが、次から次でつまみ系の料理が出されるのである。

まず、こちらは付き出し。その後、刺身が出される。

こちらは、「アラの炙り」。アラを炙ったものは、あまり食べた記憶がない。

「大トロに近い中トロ」。口の中に入れると淡雪のように解けていくような感覚。

「生サバ」も脂が乗って美味しかった。

こちらは、大分産「うに」を殻ごと。殻ごと出されるのも久しぶりかな？

お次は、ちょっと小さめの「ワタリガニ」。

途中で出された肴、子持ち昆布やアラの皮を炙ったもの、岩海苔、へしこ（？）など。

「アラのカマの部分の塩焼き」。こちらも脂が乗って美味しかった。はじかみも自家製で噛み応えがある。

マグロのハラミの部分を串焼きで。

「タコの小豆煮」は柔らかくて最高！

さて、これでつまみ系は終わりにして、これからは握りのほうである。「やま中」の握りのシャリは少なめ。お聞きすると、つまみでお腹が膨れるそうなので小さめの握りとなっているようである。(^^;; ちなみに、握りを出す皿は古伊万里である。なんとも贅沢！

まずは「アラの昆布締め」。今日はアラのオンパレード。行ったのは10月初旬であったが、これからアラも美味しい季節になる。

「トロの炙り」、

「車えび」を半生で。

 

「しんこ」二枚のしんこは初体験。

「煮穴子」。個人的には志の助のようにあら塩でさっぱりとした握りのほうが好きかな？

最後は「玉」。甘目の「玉」でエビのすり身も入っているかな？

さて、これでいくらだったでしょうか！？この日はとある記念日だったので、久しぶりの贅沢でした。

やま中 本店
福岡市中央区渡辺通2-8-8
TEL 092-731-7771
11:30～22:00
日曜休

大きな地図で見る

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。