名店「つづら」移転後のお店で新規開店、小松市白江「和餐 伸」は本格日本料理を手頃な値段で楽しむお店
ご主人は昔、日本料理の名店「つづら」でもお世話になっており、その後、大阪で修行、帰郷して出したお店が「和餐 伸」なのである。
場所は白江。「つづら」の店舗を、そのまま利用いている。
私も、「つづら」には何度かお邪魔したことがあるが、ご主人の池田さんの素晴らしい料理の数々は、小松にいて本格的な日本料理を楽しめるということで、常連客をはじめ、舌の肥えた遠来の客をも満足させてくれた名店である。
いまは、小松の別な場所にて営業をしているが、私は福岡に転居してこともあって、新しいお店には行っていない。
「和餐 伸」がオープンしたのは4月28日。まだオープン後、日が浅い。カウンターの中には祝いのお酒が並んでいた。5月のとある日、ちょうど、私が出張で小松に帰ってきたときに伺ったのだが、小松にある日本料理のお店としては珍しくランチをやっていた。
お店に着いたのは11:35分ごろ。最初、暖簾がかかっていないのでランチはやっていないのかな?と恐る恐る中に入ると、「やっています」ということでホッ。
行く前から、この場所でランチの営業は厳しいと思っていたし、実際、私がいる間、他のお客さんは一人もこなかった。ご主人に聞いてみても、平日は一人二人入るのがいいところだそうで、やはり難しいにだと感じた次第。
さて、ランチメニューは焼八寸弁当(2,000円)と3,000円の和餐弁当。お値段的にも少しお高め。でも、その価値はあったランチである。
ちなみに夜は、4,000円と5,500円のコースがあるが、「つづら」は、この地で営業していたときの、一番安いコースで8,000円だったことを考えると、このクオリティでこの値段はいいかもしれない?
こちらが、私が頼んだ「焼八寸弁当」である。
名に「焼八寸」と付いているが、焼き物(西京焼)ばかりではなく、お造り(昆布締め)、おひたし、煮物、揚げ物などが詰められていて、海老やイワシ、ホタルイカ、いわし、竹の子など、まるで玉手箱のような感じで楽しめた。
ランチ営業はなかなか難しいと思うので、もしかしたらランチは辞めるかもしれないので、お手頃なランチを楽しむのであれば、早めに行ったほうがいいかもしれない?(^^;;
期待のお店なので頑張って欲しいものである。
和餐 伸
小松市白江町ハ-69-1
TEL 0761-22-0258
11:30~14:00
17:30~24:00(L.O 23:00)
不定休
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