おしゃべり好きの石川県出身のご主人がやっているお店、警固「ふーみんギョーザ瀋陽」
これまで、こんなに近くに餃子屋さんがあったとは気付かなかった。昔買ったepiを見て気が付き、さっそく行ってみた。
お店に入って、石川県から引っ越してきたことを話すると、なんと!ご主人も金沢出身だそうでびっくり!5歳まで金沢にいて、その後、奉天(いまの瀋陽)で育ったあと、終戦で再び、金沢へ行き、小立野で45年間住んでいたということである。
いやはや、こんな近くに同郷の人がいたとは!
ご主人の家は、中国にいた時に餃子のお店を営んでいた。あと、北九州で妹が「ふーみんギョーザ」というお店をやっていて、そのお店を手伝うために北九州に来たが、お店は閉店。その後、警固に来て一人でお店をやっているそうだ。
いまでは、中国の瀋陽出身の若い奥さんと一緒に切り盛りしている。もっとも、お店自体が4名ほど入ると一杯のお店で、カウンターの中もご主人が入ると身動きできないほどの狭いお店なので、あまり店にはいないようだが?
さて、博多餃子は小さな一口餃子だが、このお店の餃子は大きい。そして、チーズ、シソ、梅など入った餃子もあってなかなか楽しめる。そしてお店の壁には、上記のような張り紙が貼られていたので、まずはその通り注文してみることにした。
最初に頼んだのは「蒸し餃子」。中国では蒸し餃子が基本で、焼き餃子は日本人観光客が行くところ以外はあまりない。
蒸しあがるのに12分かかるということで、餃子以外のおつまみを注文!ピーナッツとキュウリである。どちらも100円なのがうれしい。ピーナッツも自家製だそうで、皮ごと食べる。香ばしくてビールによく合う。
ほどなく蒸しあがって出された「蒸し餃子」がこちら。
ご主人から、「何もつけないで食べてください」と言われ食べてみる。中には海老が入って他の食材の食感・味と相まっていい感じである。
で、その後、焼き餃子を3種類注文。まずは「シソ+梅」。こちらもそのまま何もつけずに食べる。シソと梅でさっぱりと食べることが出来る。
こちらのほうは「チーズ+明太子」。さきほどの「シソ+梅」よりこってりと味の個性が際立つ。63度の中国酒と合うらしい。
最後は、「ニンニク入り餃子」。休み前だったので、ニンニクも平気。こちらもつまみに最高。普通5個なのだが、ちょっと個数が多かったのは同郷のよしみかな?
博多餃子だと、3種類ではお腹が一杯にはならないが、こちらの餃子は大きいので、案外ふくれてしまった。本当は麺類などもあったので食べてみたかったが、またの機会にしたいと思う。
ビール大瓶2本と焼酎一杯、それに中国酒一杯飲んで、3,750円也!安い!!
同郷ということもあって、また行きたいと思う。あっ!そうそう。お店に入ってからほとんどご主人はしゃべりっぱなしでした。(^^;;
ふーみんギョーザ瀋陽
福岡市中央区警固2丁目14-5
TEL 092-715-7008
18:00~26:00(日祝は24:00まで)
不定休
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