松山で瀬戸内の郷土料理のお店「磯之河 (いそのかわ)」で食べた「鯛釜めし」
愛媛県の郷土料理として鯛めしは有名である。
しかし、愛媛の鯛めしも地方によって種類が違うのである。東予(今治以東)・中予(松山)の鯛めしは、丸ごと焼いた鯛を、醤油や塩で味付けした半炊き状態の炊き込みご飯の上に載せ、さらに加熱して完成させる。
かたや、南予(宇和島など)の鯛めしは、鯛の刺身をご飯にのせて、生卵・ゴマ・ねぎなどの薬味を混ぜたものにタレをかけて食べる。
南予の鯛めしは、20年ほど前までは「ひゅうが飯」と呼ばれていたようで、この「ひゅうが飯(そのときは海峡めしで紹介)」のことは私のブログでも過去に紹介したことがある。
さて、今回行ったお店は「磯之河 (いそのかわ)」というお店で、瀬戸内の新鮮な海の幸を使った郷土料理を食べさせてくれる。ランチ時に行ったのだが、広いお店も満席で、地元の人たちで賑わっているようだ!?
私が頼んだのは、こちらの「鯛釜めし」。840円というお得な値段設定である。
注文してそんなに時間が経たずに出てきたので、釜で米から炊き込むのではなく、あらかじめ量を作っておいた炊き込みご飯を、注文後、釜に入れて再加熱したものだとは思うが、それにしても味のほうはなかなか良かった。具の鯛も厚い身が盛られていたし、お吸い物にも大振りの鯛の身が入っていたので、値段を考えると満足で、さすが人気のお店だと思った次第である。
「磯之河 (いそのかわ)」はそのほかのメニューも豊富で、家族そろって楽しめるお店だと思う。
お食事処 磯之河
松山市磯河内甲1-1
TEL 11:00~14:00、16:30~21:00
(日曜、祝日11:00~21:00)
火曜休
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