博多大丸のイートインのお店2店紹介します、稲庭うどん「七代 佐藤養助」陳さんの担々麺「四川飯店」
デパートの地下の食品売り場に時々出かけることがある。もちろん、食材を買いに行くこともそうだが、そのついでに売店に併設しているイートインのコーナーでランチなどを食べることも多い。
今日は天神にある博多大丸の地下食品売り場にあるイートインのお店2店を紹介したいと思う。
まずは稲庭うどんのお店で、名前は「七代 佐藤養助」。稲庭うどんとは秋田のうどんで、手延べで打たれる細いうどんのことで、前に紹介したことがある東京水天宮の「古都里」の記事で書いたことがあるが、稲庭うどんも氷見うどんも同じような作り方をされる。
手延べとは、字のごとく手で延ばされたうどんで、さぬきのように包丁で切ってうどんにされるわけではない、いわばそうめんのようなうどんで、細さもそうめんとうどんの間のようなうどんのことである。
食べたのは「梅おぼろ」で945円。やっぱりデパートなのでちょっと値段が高め。「梅おぼろ」には具としては、玉子焼き、おぼろ昆布、なめこ、大葉、そして梅肉など。出汁はあくまで上品で、そうめん汁のような感じ。
「七代 佐藤養助」は、秋田県以外のお店は、ここ博多大丸だけのようである。なぜそうなのかはわからない。
七代 佐藤養助
福岡市中央区天神1-4-1
博多大丸東館地階2階
TEL 092-737-1740
10:00~19:30
お次は、ご存知、中華の鉄人「陳建一」のお店、四川飯店である。そのイートインは担々麺専門のお店。
陳さんといえば、料理の鉄人で有名になった、いわずと知れた中華料理の重鎮である。前に私のブログでも、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルの2Fにある「スーツァンレストラン陳」を紹介したことがある。彼のお父さんの陳建民が、日本に担々麺を紹介したということである。
食べたのはこちらの「担々麺の普通の辛さ」。味的には、前に紹介したマリノアシティの「担々麺ハウス」と同じ感じがしたが、こちらのほうがチンゲン菜が入っている。でも、さすが陳さん、値段は630円でお得感もある。
このお店は、平日でもお昼前から順番待ちがあり、土日ともなれば順番待ちも長くなるほどの人気のお店。もちろん、「麻婆豆腐」や他の中華の惣菜なども買い求めることが出来る。
肝心の味のほうであるが、一口食べると、最初は甘さを感じるくらいだが、じわ~と辛さが来る感じ。でも、普通の辛さでは全然辛くなかった。今度は大辛にでもチャレンジしてみるかな?
四川飯店
福岡市中央区天神1-4-1
博多大丸エルガーラ地下2階
TEL 092-712-8181(代)
10:00~19:30
不定休
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