現在博多ラーメンで唯一横浜らーめん博物館に出店している「ふくちゃんラーメン」博多店
横浜のらーめん博物館には私も3度ほど行ったことがある。
日本でも有名なラーメンのお店ばかりを集めている、横浜らーめん博物館に出店しているということであれば、それはおいしいのだろう?と思い、出かけてみることにした。
場所は、会社から歩いても3分ほどの場所にあるのだが、普段はランチ時にあまり食べるところがない場所なので、7月にオープンしてからいままで知らなかったお店だ。(^^;;
本店は早良区にあって、行列が出来る有名店ではあるが、果たしてこんな場所で流行るのか不思議なところに店はある。
Webで調べると、「ふくちゃんラーメン」は二つの点で、博多ラーメンの現在のブームに大きく貢献しているようである。
ひとつは、「コクがあるのにキレがある」スープを博多ラーメンで初めて作ったところ。なんだか、どっかのビールのCMのようであるが、その秘密は、「熟したスープ」と「新しいスープ」とのブレンドにある。
このスープの味が、現在活躍している、とんこつラーメンのニューウェーブ世代の手本となったとのこと。う~ん、楽しみだ!
そして、もうひとつは、生のニンニクをクラッシャーで潰して食べる方法を最初に始めたのがこのお店である点だ。私自身は、生のにんにくは平日のお昼には、まず入れないので、この日は試すことが出来なかったが、この2点、先駆者としての味を楽しめるとあって、場所として決していい場所ではないにもかかわらず大勢の人で賑わっている。
さて、私が頼んだのは、ラーメン+半チャーハンのセットで800円。本当はシンプルにラーメンを頼み、追加で替え玉というのが博多ラーメンの王道かもしれないが、チャーハン好きの私は、こちらのセットに目が行ってしまった。
ちなみに普通のラーメンは一杯600円。博多ラーメンとしてはちょっと高めだ。本店のほうは500円。横浜らーめん博物館のほうは700円と、同じ(?)ラーメンでも値段の設定を変えている。
普通のラーメンが600円で、ラーメン+半チャーハンのセットで、この量で800円はお得だ。味のほうは若干薄め。
出されたラーメンはこちら。無料のトッピングとして、前述の生にんにく、キクラゲ、紅しょうが、それにニラキムチもある。
肝心の味のほうだが、とんこつは臭みが少なくいやみのない味。ただ、先ほど書いた「コクがあるのにキレがある」スープだったかどうかは、まぁ、私もとんこつラーメンの味を評価できるほど、とんこつラーメン通ではないのでわからなかった。
さて、皆さんも、博多ラーメンの現在の隆盛に大きくかかわっている「ふくちゃんラーメン」を一度評価してみてほしい。
ふくちゃんラーメン 順風園
福岡市博多区博多駅前4-18-19
TEL 092-481-5554
11:00~24:00
日曜休
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