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2007/07/13

有明海の珍味は他の地域とは明らかに違う本当の珍味です「めかじゃ」「わけ」「ムツゴロウ」

有明海は干潟で有名であったが、河口堰が出来てから干潟の面積もだいぶ少なくなったようである。

今日は、そんな干潟で獲れる変わったものを素材にした珍味を3種類紹介したいと思う。

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まずは「めかじゃ」と呼ばれるもの。別名「緑三味線」とも地元では呼ばれている。一見、貝のような形ではあるが、実は貝の仲間ではなく腕足類と呼ばれる生き物の仲間である。新生代から形を変えずに生き続けている世界最古の生きた化石だそうだ。非常に原始的な生物で現代のイカの先祖とも言われている。

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ご覧のように2枚の薄い緑色の殻に包まれ、1本の長い足が延びている形が、三味線の形に似ていることから「緑三味線」と呼ばれるようになったようである。それを煮付けにして食べるのだが、まぁ、味そのものは貝のようである。

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お次は「わけ」である。「わけ」とはイソギンチャクのことで、日本ではイソギンチャクを日常の食材としているところは、この地方だけだそうだ。

また、こちらの地方の方言で「ワケノシンノス」と呼ばれているが、ワケノシンノスとは、「若者のお尻の穴(巣)」という意味で、イソギンチャクの形がお尻の穴に似ていることから付けられた名前である。

料理法は味噌煮付けであるが、グニュコリッとした食感が変わっているかもしれない?煮つけ、味噌汁の具、味噌煮などでも食べられている。

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最後は、ムツゴロウ。ムツゴロウは日本では有明海と八代海の一部にのみ生息する魚で、潮が引くと巣穴から出てきて、大きな胸鰭で歩くようにはい回る愛嬌のある魚である。

こちらは甘露煮で、似ているといえば、金沢のごりと似ているかもしれない。

いかがだろうか?これ以外にも、靴の底に似ている魚で舌平目の一種の「くつぞこ」など、有明海の生き物はユニークなものが多い。そんな貴重な資源がだんだんと失われていることは大変残念である。

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福岡( 和食・割烹)」カテゴリの記事

コメント

福岡を楽しんでいらっしゃいますね。
秋に福岡に出かける予定がキャンセルになってちょっと残念に思っています。おいしいものの予定も立てていたのですが…。
「くつぞこ」って金沢で言うねじらかれいのことですよね。
夏に食べる習慣があって、夏がれいとも言う。

投稿: macaron | 2007/07/13 23:49

macaronさん
こんにちは。
福岡に来られないということで残念です。
くつぞこ(くちぞこ)はウシノシタ科ですね。
ねじらかれいと同じだと思います。
煮付けで食べると美味しいですよね。でも、片面だけしか身がありませんが。(笑い)
また是非福岡にいらっしゃい!

投稿: あさぴー | 2007/07/14 14:14

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