39年以上前から親しまれている空弁・駅弁、羽田空港「羽田弁当」松山駅「醤油めし」
どこの世界でもロングセラーと言われるものがあると思う。
今日は空弁・駅弁の世界で30年以上前から売られている、いわば定番の空弁・駅弁を紹介したいと思う。もっとも、空弁というネーミングは、ここ数年前にブームになってから付けられたネーミングなので、弁当と呼んだ方がいいかもしれないが。
さて、羽田空港の空弁「羽田弁当」は、ごらんのパッケージで、江戸時代の羽田付近が描かれたもの。羽田空港限定のお弁当である。中の具材も、いわゆる江戸前(東京湾内で獲られた魚介類のこと)の代表的な素材である海苔、アサリ、穴子が使われているこだわりの空弁である。
もっとも、素材は江戸前で獲れたものを使うと、750円という値段ではとても出来ないとは思うが……?
他に野菜の煮物、卵焼きなどおかずも豊富で、ご飯の茶飯と相まって、なかなか美味しい空弁である。
松山といえば、道後温泉、坊ちゃんなどが有名であるが、ここ松山には夏目漱石が好きだった食べ物を駅弁にした「坊っちゃん辨當」なるものもあったが、今回は「醤油めし」を注文。
松山で「醤油めし」とは、お祭りの時などに作られる郷土食のことで、それを駅弁にしたのが「醤油めし」なのである。パッケージには、松山の方言が書かれている。
シンプルな濃口醤油の炊き込みご飯の上に、油揚げ、こんにゃく、錦糸玉子、山菜、ニンジン、ゴボウ、タケノコなどが乗せられている。
ご飯は、味はしっかりと醤油の味が付いているが、くどくなく、ちょうどいい味に仕上がっている。
こちらもお勧めの駅弁である。
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